清家貴子 新生なでしこへの熱い思い「日本代表で世界一になりたい」イングランドで成長一途28歳MF
スポニチアネックス / 2025年2月5日 4時31分
女子日本代表「なでしこジャパン」のMF清家貴子(28=ブライトン)が取材に応じ、昨夏に海外挑戦した自身の現状や新生なでしこに対する思いを語った。ニルス・ニールセン監督の初陣となるシービリーブス杯に臨むメンバーは、5日に発表される。
世界最高峰のリーグに身を置く清家には、確かな充足感がある。「毎試合課題が出て、今までとは違う環境の中で難しさを感じているけれど、もがきながら成長できている」。昨夏、三菱重工浦和からイングランド女子スーパーリーグのブライトンに移籍。開幕戦でいきなりハットトリックを記録する鮮烈デビューを飾った。先発落ちした時期もあったが、ここまでリーグ7位の5得点。スピード感や強度の高さに慣れ、言語の壁も徐々に解消された。
半年間で感じたWEリーグとの違いは「ボールへの執着」。小柄な選手も球際は激しく、シュート直前にファウルをいとわないプレーで削られる。「日本では一度抜いてしまえばシュートに持っていけた。点を取れたのにもったいないという場面が多かった」。対抗するために始めたのが上半身の筋トレだ。シーズン中では初の試みで、当たり負けしない体づくりに取り組む。
視線の先には、なでしこジャパンで成し遂げたいことがある。「日本代表で世界一になりたいという思いは年々強くなっている。そこに自分が中心として入っていけるように頑張りたい」。昨年末に初の外国人指揮官となるニールセン監督が就任。27年女子W杯、28年ロサンゼルス五輪に向け、今月下旬に米国で開催されるシービリーブス杯で新たなスタートを切る。
「本当に楽しみ。これからメンバーに入り続けられるようにチームで活躍して、自分自身の価値を高め続けていくことが大切」。海外でもまれる経験が、清家を一回りも二回りも大きくする。
◇清家 貴子(せいけ・きこ)1996年(平8)8月8日生まれ、東京都西東京市出身の28歳。筑波大卒。中学から浦和レッズレディースの下部組織で育ち、15年にトップ昇格した。23~24年にWEリーグMVPと得点王を獲得。なでしこジャパンは19年12月の台湾戦で初出場初得点。23年女子W杯、24年パリ五輪に出場した。国際Aマッチ27試合7得点。1メートル66、62キロ。利き足は右。
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