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巨人・田中将大 2球同時投げで「縦振り」フォーム意識 「いろんな手応えを感じています」

スポニチアネックス / 2025年2月5日 5時32分

久保巡回投手コーチ(右)とボールを2つ同時に投げる練習をする田中将(撮影・光山 貴大)

 ネットスローを繰り返す巨人・田中将の右手から放たれたボールは1球ではない。2球だ。異例の練習は体が縦回転に近い「縦振り」のフォームの意識付けを目的としていた。2球同時投げは縦振りであればボールは上下の位置関係のまま真っすぐ行くが、横振りの場合は左右に割れる。

 田中将はまだまだ後者で、マンツーマン指導する久保巡回投手コーチは「左右に散らかってました」と追試を言い渡した。キャンプ初日から日替わりで新メニューに取り組んでいるが、狙いは全て理想の縦振りを取り戻すため。久保コーチから2球同時に投げる矯正法を初めて教わり「いろんな手応えを感じています」と話した。

 久保コーチの授けるメニューはどれもチェック材料にもなる。「アイデアの引き出しが増えれば調整なんかでもできる」とコーチ不在でも簡単に復習することが可能だ。ブルペンでは捕手をホームベースの1メートル前に座らせて3割程度の力で46球を投じた。前にいる分、角度をつけて投げる必要があり、これも縦振りにつながるドリルだ。初日から腕を振り続け、疲れた表情も見せたが「想定よりも早くいろんなことが進んでいる」。あす6日からの第2クールでも課題と向き合っていく。(村井 樹)

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