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王将戦第3局 副立会の中村八段 戦型は角換わりで「予想当たってよかった」

スポニチアネックス / 2025年2月5日 10時31分

<ALSOK杯第74期王将戦第3局第1日>対局室に向かう藤井王将(撮影・藤山 由理)

 将棋の藤井聡太王将(22)=7冠=に永瀬拓矢九段(32)が挑戦するALSOK杯第74期王将戦(スポーツニッポン新聞社、毎日新聞社主催)7番勝負第3局が5日午前9時、東京都立川市の「オーベルジュ ときと」で始まった。

 先手永瀬、後手藤井の第3局。10手目△7七角成で戦型は角換わりとなり、前日から戦型予想で角換わりを挙げていた副立会の中村太地八段(36)は「当たってよかったです」とホッとした表情を見せた。後手は△6二王と先手の構想に対応できるよう待機する手を指し、先手の永瀬がこの後どう工夫するのか注目だ。

 2連敗でカド番目前を迎えた永瀬にとって、先手番の今回は落としたくない1局。対局室入りも第1、2局ともに午前8時40分過ぎに入っていたが、今回はそれより早い38分に入室。ここまで2局は周囲をキョロキョロと見渡していたが、今局は目をつむって集中を高めていた。対局開始を見守った中村は「いつもより対局室に入るのが早く、慌てて入りました。作戦のことも含め、かなり集中されてる印象でした」と話した。

 練習対局を何度も重ねてきた藤井、永瀬が初めて2日制で盤を挟むタイトル戦。第2局では研究の深い永瀬がうまく駒組みを進めたものの、藤井がうまく対応し攻守ともに永瀬を制圧した。通算成績は藤井の2連勝で、今局を制すれば王将4連覇に王手がかかる。対する永瀬は先手番を持つ第3局で、巻き返しを狙う。

 前夜祭では今局先手番の永瀬は「目一杯戦って1勝を返して、1局でも多く見てもらえるように頑張りたい」、後手番の藤井は「2日間集中して全力を尽くしたい」とそれぞれ意気込んでいた。第3局はどのような対局になるのか、注目が集まる。

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