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【柔道】阿部詩「ここが私の居場所」パリ五輪から7カ月…心境の変化明かす 2・14開幕GSバクー大会

スポニチアネックス / 2025年2月5日 16時24分

柔道グランドスラム・バクー大会出国前のオンライン会見を行った阿部詩

 柔道女子52キロ級の阿部詩(24=パーク24)が5日、グランドスラム(GS)バクー大会(14日開幕)へ向けてのオンライン会見を行った。

 パリ五輪以来7カ月ぶりの復帰戦。「久しぶりなのでいつもより少し緊張すると思うけど、いつも通りの阿部詩をお見せできればと思います。世界選手権(6月、ハンガリー・ブダペスト)に向けて必ず優勝しないといけない大会なので、しっかり一つ一つ勝ちきることが目標です」と意気込みを語った。

 連覇を狙ったパリ五輪はまさかの2回戦敗退。衝撃的な“慟哭”から6日後の混合団体では銀メダル獲得に貢献して現役続行を明言していたが「五輪後はまた一から柔道と向き合うことが難しくて、また世界一になりたいという気持ちもなかなか湧かなかった」とモチベーションが上がらなかったという。8、9月は休養して10月からトレーニングと基礎練習を再開。「畳の上に立った時に“あ、ここが私の居場所だな”と自分の体で感じた。やっぱり私にはこれしかないと思ったので、もう一度世界一になりたいという気持ちが芽生え始めた」。パリ五輪の敗戦から再起への気持ちの変化を明かした。

 東京五輪の金メダリストで世界選手権を4度も制しているこの階級の“絶対女王”。パリ五輪で失ったものを取り戻すべく「また一から世界選手権の切符を取りに行く。また世界一になりたいという思いなので、挑戦者としてまた一からスタートしたいと思っています」と奪還を誓い「ロス五輪では必ず金メダルを獲りたい」と3年後も見据えた。

 「有効」の9年ぶり復活など国際柔道連盟(IJF)が定めた新ルールで臨む初めての大会。「ゴールデンスコアに入った時、競り合いの場面で(抑え込み)5秒で有効取れるのはプラスに捉えて試合に挑みたい」と対策を挙げた。それでも、一本を取りに行くのが阿部詩の柔道スタイル。「今までと変わらず、自分自身の柔道を貫いて優勝したい」と力を込めた。

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