ヤクルト・村上 26年WBC「出たい気持ちある」 メジャー1年目でも侍ジャパンに対する熱い思い
スポニチアネックス / 2025年2月6日 5時32分
右肘クリーニング手術の影響で、宮崎県西都市の2軍キャンプで調整中のヤクルト・村上宗隆内野手(25)が5日、侍ジャパン・井端弘和監督(49)の訪問を受け、26年ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場意思を伝えた。今季終了後にポスティングシステムでの大リーグ挑戦を球団に容認されており、メジャー移籍1年目で異例の参加になる。患部の状態も万全をアピールし、早ければ8日にも1軍に合流する。
WBCへの出場意思をはっきり示した。異例の2軍キャンプ地視察に訪れた井端監督に、村上が駆け寄った。「11月に呼んでもらえるように頑張ります」と今秋の強化試合からの参加を直訴した。
新たな環境への適応が求められるメジャー移籍1年目選手のWBC参加はハードルが高い。過去5大会でも、オリックスからレッドソックスに移籍直後だった23年の吉田の一例だけだ。所属球団との交渉も必要となるが「ジャパン、日の丸に対しての思いは強い。僕は出たい気持ちはありますし伝えている。出られるのであれば出たい」と言い切った。
国内ラストイヤーを控えた昨年12月に右肘のクリーニング手術を受け、回復具合は良好。室内でのフリー打撃は「大丈夫。元気です」と力強く40スイング。池山2軍監督は「順調に来ている。早いこと(1軍のキャンプ地)沖縄に行きたがっている」と説明。あす7日のシートノックで送球を確認し、右肘に問題がなければ8日にも1軍に合流する見込みとなった。
井端監督はこの日だけで約145キロを車で移動して直接、顔を合わせた。「アメリカの球団との話し合いになる。だけど一番は本人の意思。そこがあるのは良かった。日本のためにありがたい」と大きな収穫を得た。
ドジャース・大谷も参加意思を表明している26年大会は、外野手は吉田やカブス・鈴木らメジャー組が居並ぶ一方で、内野手は一人もおらず、村上の存在は貴重だ。優勝した前回23年は4、5番に座り、準決勝のメキシコ戦では劇的な逆転サヨナラの2点二塁打を放った侍の主砲。3月の強化試合の招集は見送られる方針で「遠いところにわざわざ足を運んでくださり、凄くありがたい。しっかり成績を残して選ばれるように頑張りたい」と村上。胸の中には常に日の丸の存在がある。(神田 佑)
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