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内藤剛志 天才だと思う女優明かす「普通の人はできない。こんなこと現場でやったらみんなアウトになる」

スポニチアネックス / 2025年2月6日 16時13分

内藤剛志

 俳優の内藤剛志(69)が6日、パートナーを務める文化放送「くにまる食堂」(月~木曜前9・00)に生出演。天才だと思う女優を明かした。

 この日のゲストは女優の斉藤由貴。内藤と斉藤は2011年にスタートしたテレビ朝日「警視庁・捜査一課長」シリーズで長年共演している。

 セリフを現場で覚えるという斉藤は「内藤さんは現場で台本開かないから。完璧です、いつも」と絶賛。内藤は「俺はそうしておけばいい。あとは自由にしてもらいたいから。俺が普通にしゃべっておけば由貴ちゃんがいろいろやってくれる。3行、4行のセリフを1行にしたりするんですよ。その時の気持ちで言っちゃったりするんですよ」と明かした。

 「一課長がいなくなってて、由貴ちゃんが探してるってシーンがあって。ずっと帰ってこないから心配してるんですよ。パッと入っていったら、一課長室に俺がいるんですよ。(セリフでは)“心配したじゃないですか、何とか何とか”ってしゃべるんだけど、(斉藤は)入ってきて“もう!”でおしまい。ハイ、カット!OK!ってなって」と回顧。斉藤が「そんなこともありましたっけね」ととぼけると、内藤は「それで100%伝わる。あとは説明なんですよ。それだけ覚えてるからあれやれるんだと思う。あんまり綿密にやり過ぎると、みんながガチンコになるよりは俺は由貴ちゃんのああいうところは大好きだし、だってみんなで作るんですよ。天才ですよ、そりゃそうですよ、普通の人はできない」と全幅の信頼を口にした。

 さらに、内藤は「由貴ちゃんって本番手前まで台本持ってるんですよ。ってことは人のセリフを見てるんですね。あるとき、由貴ちゃんが全員を見てるんだよ。だって、台本持ってるんだから。自分のセリフも言うし、(他の人が)違う風に言ったなって全部分かるわけですよ。あれ面白いと思ってるの」と指摘。

 斉藤は「現場の雰囲気を台本見ながら確認しているところはありますね。“ああ、こういうふうに言うんだな”って」。内藤は「だから、面白いですね。その場で作っていくって。俳優目指している人、由貴ちゃんしかできないですからね。こんなこと現場でやったらみんなアウトになるけど」とした。

 斉藤は「私のやり方が鼻高々とか正解だとか1つも思っていなくて、たぶん言い訳だったり、良くない面もたくさんあると思う」と見解。「だけど、あえて1つだけ、これは確かだなと思うのは、たぶん私たちはお客様あっての職業で、お客様はいいと思ってもらうことがプライオリティでは一番。何をいいと思ってもらうかっていうと、“よくできました!”っていう様式美を称えてもらうのではなく、何かをちゃんと感じてもらうのが一番だと思う。その時に、セリフをきちんと、てにをは間違えずに言うとか、きちんと様式を守って時間通りに終わらせるのではなくて、歌とか芝居なんて誰もセリフさえ覚えれば、歌され歌えれば誰だってできる仕事。だけどじゃなんで、そこでやれるかっていうと、それだけエネルギーを正直に放出するかだと思うんです。自分の引き出しの中から、こんなもんだろうって提示するんじゃなくて、その時に自分が何を感じているかをちゃんと出すっていうのがお客さんにはセリフをちゃんと覚えてセリフ通りに言うよりももっとお客さんにとっては大事なことな気がする。そこだけを信じてやっている部分がありますね」と力説した。

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