佐藤B作 50年来の親友で“頭が上がらない”実力派俳優とは 劇団の稽古場の借金を返せたのは

佐藤B作

　俳優の佐藤B作（75）が6日、フジテレビ「ぽかぽか」（月～金曜前11・50）にゲストとして生出演。女優の泉ピン子（77）から芸能界の恩人を明かされる場面があった。

　この日はドラマ「渡る世間は鬼ばかり」で共演した俳優の角野卓造とそろって登場。MCの「ハライチ」澤部佑が「お2人はプライベートでも交流があるんですか」と尋ねると、佐藤は「まあしょっちゅうねえ」と50年来の親友で、よく食事に出かける仲であると回答した。

　さらに番組では同作で共演した女優の泉ピン子にも事前取材を行った。泉は佐藤のイメージについて「Bちゃんは角野さんに頭上がらないっぽい」と語った。

　佐藤はかつて自身が主宰する劇団「東京ヴォードヴィルショー」の稽古場を作ったが、「最後の借金返すのに、角野さんが友情（出演）で（舞台に）出演して全国回れたから、“角野のおかげで返せた”って言って、借金がなくなったって」と泉。

　「その割には酔っ払ってひどいんじゃないの？酒癖悪いわ、よく飲むわ、人んち来てあんな飲むか？一升瓶抱えて飲んでた記憶があるけど」と暴露すると、「Bちゃん、角野さんの恩を忘れないように」と呼びかけた。

　スタジオでVTRを見終えた佐藤は泉の指摘に「〇」の札を掲げ、角野については「確かにうちの劇団の芝居に客演をなさってくださって、それも全国一緒に回ってくださって。本当に助かりました」と感謝を口に。

　角野は「私は出たかった。Bさんと一緒に芝居がやりたかった。それで旅公演で日本中回りたかった。だからその時だけじゃなくて、その後も。何回行ったかね、もう5回ぐらい行ったかね」と目を細めた。

　佐藤は「もう舞台辞めるって言い出して、最後の公演が文学座の公演じゃないんだよ。うちの公演だったの」と2017年に角野が舞台を引退した当時について語ると、角野は「だから凄いうれしかった。Bさんとこの芝居で一区切りつけられて」「仲いいのよ」と笑顔で話した。