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新潮社名物執行役員 芥川賞作家の“正賞”メルカリ出品に理解「ある意味では正当なことなのではないか」

スポニチアネックス / 2025年2月6日 17時37分

中瀬ゆかり氏

 多数のメディア出演で知られる新潮社出版部の“名物”執行役員・中瀬ゆかり氏が6日、TOKYO MX「5時に夢中!」(月~金曜後5・00)に生出演し、芥川賞作家をめぐる話題についてコメントした。

 04年上半期の芥川賞を受賞した作家モブ・ノリオ氏が今年1月、同賞の正賞として授与された懐中時計をフリマアプリ「メルカリ」に出品したことを告白。「自分のペースで、働きながら執筆を続けられるように」と、出品の理由を説明している。落札希望価格は6日現在、500万円に設定されている。番組では、このことについて触れた記事を紹介した。

 出版畑を歩んできた中瀬氏は、芥川賞創設時の話を「本当かどうかというか、一説では」と前置き。「一説では芥川賞を創設した時に菊池寛が正賞を懐中時計にしたのは、懐中時計ならいつでも質草になるだろうと。お金に困った文士が、それを預けたり逆に言うと、売ったりすることで、お金を得て、書き続ける意味もあったという話を聞いた」と解説した。

 その上で、モブ氏の決断について「ある意味では正当なことなのではないか」と理にかなったものだとし、「悪意なんか、まったくあるわけがない」とも話した。

 大正時代の代表的作家・芥川龍之介の名を冠した芥川賞は、1935年に創設。正賞として銀の懐中時計、副賞として100万円が贈られる。

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