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角田夏実パリ五輪以来の復帰戦へ「もう一度柔道を楽しめたら」今後は「体と心と相談」14日開幕GSバクー

スポニチアネックス / 2025年2月6日 17時43分

柔道グランドスラム・バクー大会出国前のオンライン会見を行った角田夏実

 柔道女子48キロ級の角田夏実(32=SBC湘南美容クリニック)が6日、グランドスラム(GS)バクー大会(14日開幕)へ向けてのオンライン会見を行った。

 パリ五輪以来7カ月ぶりの復帰戦。「今まではパリ五輪を目指していて、楽しんではいけないという気持ちだった。今回はもう一度柔道を楽しめたらなと思って試合に臨みたい」と心境の違いを述べ「自分との闘いになる。自分の今持っている力を出し切れるように頑張りたい」と意気込んだ。五輪金メダリストのみ着用が認められるゴールドゼッケンで臨む最初の大会。「ずっと夢見ていた。まさか自分が着けられるとは。ゴールドゼッケンの柔道着を着ることで、本当に五輪で勝ったんだなと実感が持てたらいいかな」と心待ちにした。

 五輪後は両肩のケガで約3カ月リハビリに励みながらトレーニング。昨年12月頃から畳での練習を再開し、今年に入ってから合宿などにも参加して本格始動した。「1カ月で試合に向けてつくっている感じ」という急速仕上げ。「焦って練習やればやるほど自分の柔道を見失ってしまいそうなので、体と考え方のバランスをうまく取らないと」と複雑な胸中も明かした。

 ケガの影響で、代名詞の巴投げは「入り方が変わってしまって、それを戻すのに時間がかかっている」と万全ではないという。「巴投げが留守の状態」と表現しながらも「逆に他の技をいろいろ出せる良い機会。楽しみながら試合できる」と前向きに捉えていた。

 五輪で金メダルという最高の目標を昨年成し遂げ、次に目指す先はまだ明確に決まっていない状況。「今までみたいな闘志は試合をしてみないと分からない。ここに試合を入れることで、自分がどれだけこれから先やっていけるか、奮い立たせられるか。柔道が好きという気持ちでどこまで戦えるか、どうつなげられるか、この大会で見ていきたい。自分の体と心と相談できる良い場面」。まずは目の前の試合で全力を尽くし、今後の進む道を探っていくつもりだ。

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