町田・黒田監督、開幕10日前の重要性説く「キャンプよりも神経を使って積み上げている」

＜町田練習＞非公開練習後、取材に応じる黒田監督

　FC町田ゼルビアは6日、町田市内のクラブ施設で全体練習を非公開で行った。J1舞台2季目の開幕節・広島戦（16日、町田GIONスタジアム）まであと10日。黒田剛監督（54）は練習後の取材に応じ、開幕10日前の重要性を説いた。

　沖縄キャンプから帰京後、指揮官は選手たちに「ここから1～2週間が大事」と訓示している。その意図を「どのチームもキャンプでは強化するから今の時点では大差ない。細かい詰めがゲームで反映される。キャンプよりも神経を使って積み上げている」と説明した。

　練習では、昨季後半戦で精度を欠いたクロスからの得点を入念に確認中。強度の高い練習をこなしながら「質を上げていく」と語った。