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ヤクルトに新加入の鈴木が打撃投手で1安打に抑える好投 古田敦也臨時コーチの助言が効果てきめん

スポニチアネックス / 2025年2月6日 19時10分

<ヤクルト浦添キャンプ>古田臨時コーチ(右)と話す鈴木(左)(撮影・尾崎 有希)

 ヤクルトの沖縄・浦添キャンプ第2クール最終日に、初めて投手がフリー打撃に打撃投手として登板した。先陣を切って育成選手で新加入した鈴木康平投手(31)が登場。26球を投げて安打性の打球はオスナの中前打1本のみに抑え、支配下登録に向けたアピールに成功した。

 あえて直球しか投げなかった。「育成という立場でアピールしないといけないポジション。コントロールを意識した」と最速は144キロ。制球重視でストライクゾーンに球を集め「仕上がり的には良いとは思う」と納得の表情だった。

 古田敦也臨時コーチの助言が生きた。数日前、昼食会場で「全力気味で投げているから、もうちょっと力を抜いて7、8割ぐらいで投げなよ」とアドバイスされた。ブルペンでの投球練習は力が入りすぎで制球を乱していた。それに気付いた古田氏は、これではアピールにならないと思って出力を抑えて投げることを提案した。

 「アピールしないといけないのは事実だけど、球自体は良いけどストライクゾーンに集まっていなかったから。球の勢いもアピールになるけど、首脳陣にストライクが入るというのを見せていかないといけない。僕も監督をやっていた(から分かる)けど、まずは(評価は)ストライクが入るところから」

 オリックス時代は「K―鈴木」の登録名でリリーフとして活躍した。巨人を戦力外となり、新天地でレジェンドOBとの短い会話からヒントを得た鈴木は「今までは試合でもブルペンでも全力で投げるタイプだった。今日は本当に初めての感覚で軽く投げられた。それも自分の引き出しになればいいなかと」と感謝。球史に名を残すかつての名捕手が、選手の新たな一面を引き出した。

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