森崎博之 唯一無二の一人芝居による農業エンタメショーに意気込み「見たら食べ物が美味しくなる」

舞台上でも作る手作りクリームシチューを報道陣に向けて振る舞った森崎博之（撮影・高原　俊太）

　人気演劇ユニット「TEAM　NACS」のリーダーで俳優の森崎博之（53）が6日、都内で一人芝居による農業エンタメショー「AGRIman　SHOW　for　AGRIman」の北海道ツアーの取材会を行った。

　地元の北海道の農家を15年以上取材しており、その素晴らしさを伝えるために2023年に初演。「TEAM　NACSで20年お世話になっているアミューズの会長から“20年間でこれが一番面白いわ”って絶賛してもらった」と手応えを感じていた。

　2年ぶりの再演として今月12日から道内7都市を巡る。「北海道は農業ネタに事欠かさない、なんでも出てくる場所です。今回はこれまで応援してくださった北海道への感謝を込めて行います。ツアーが終わった後は東北や九州など農業地があるところどこへでも出かけたい」と語った。

　公演は農産物を主役にした一人芝居、歌、マジックを届ける。マジックについてはラスベガスでショーをやっているマジシャンに師事したという。「普通のマジックは美女だったりしますが、大根を使った切断マジックをやったりします」と意気揚々と話した。最後に「農業をたくさんの人に知ってもらうためショーではありますが、食べることへの感謝のショーでもあります。このショーを見たときからきっと食べ物が美味しくなると思います」と力を込めた。