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東大、京大生を輩出する公立進学校の逸材 川和・浜岡蒼太プロ一本宣言「春に150キロ、夏に155キロ」

スポニチアネックス / 2025年2月6日 21時27分

最速144キロの直球とカットボールを武器にする浜岡(撮影・柳内 遼平)

 東大、京大に合格者を出すなど神奈川の公立進学校として知られる川和の最速144キロ左腕・浜岡蒼太(2年)が6日、進路をプロ一本に絞り、今秋にプロ志望届を提出する意向であることが分かった。偏差値68とされる文武両道校をけん引する「公立の星」として大学野球部から誘いがあったが、最短ルートで夢のプロ入りを狙う。

 「自分は1回も、自分がプロになれないと疑ったことがない。プロに行けるという気持ちがずっとあったので、それを信じたいと思いました。インコースに投げ込める度胸と、カットボールが自分の強みです」

 昨秋の神奈川県大会で「ジャイアントキリング未遂」を演じ、知名度は急上昇した。エース左腕・浜岡は強豪・東海大相模との3回戦に先発し、8回2/3を3失点の好投。最終的には9回サヨナラ負けを喫するも、昨夏の甲子園に出場したメンバーを残す強豪を崖っぷちまで追い込んだ。

 川和のOBには慶大から07年の大学生・社会人ドラフト1位でヤクルト入りした加藤幹典がいる。浜岡にも、野球ファンの誰もが知る名門大学野球部からの誘いがあったが、進路はプロ一本と決断した。「自分が大学に行って“何がやりたいか”と考えると、結局野球です。将来も野球の職に就きたいので、(高校卒業後に)一番良い環境で野球をやれる方がいいと思いました」と迷いはなかった。

 この冬はフィジカルの強化、身体操作の向上に励んだ。1メートル77、87キロのがっちりした体に秘める力を最大限に引き出す新フォームの手応えは上々。既に練習では140キロ前半を軽々とマークしているという。「今まで言えなかった数字なんですけど、春に150キロ、夏に155キロを狙いたい。打者を圧倒できるピッチャーになりたい」と自信たっぷり。横浜、慶応、東海大相模など強豪ひしめく「戦国神奈川」で旋風を巻き起こす覚悟がある。(柳内 遼平)

 ◇浜岡 蒼太(はまおか・そうた)2007年10月10日生まれ、神奈川県横浜市出身の17歳。長津田小3年から南長津田ジュニアジャイアンツで野球を始め、田奈中では軟式野球部に所属。川和では1年夏からベンチ入り。50メートル走6秒7、遠投100メートル。1メートル77、87キロ。左投げ左打ち。

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