【阪神・岡田顧問語録】村上と才木で評価に明暗「そら村上の方が上やろな。才木は怖さがあるよな」
スポニチアネックス / 2025年2月7日 5時1分
阪神の前監督、岡田オーナー付顧問が6日、宜野座キャンプを初視察した。練習後にメディアに対応した。
――練習前に、3日に亡くなった吉田義男さんに黙とうを捧げた。
「なあ、昨日(沖縄に)来る前に、時間的に(弔問に)いけたからな。まあ入院して、ずっと悪いのをわかってたからなあ。でも、いついつ退院という、ええ方に考えていたけどなあ。でも、こればっかりはしようがないわなあ。残念やけど」
――最後に会ったのはいつ?
「11月末ぐらいかなあ。(12月)5日やろ、入院したの」
――現役時代は吉田さんのもとで選手としてやっていた。特別な指導者の一人だったのでは?
「特別というか、まあ、初めて優勝して、あの当時は唯一の日本一(監督)でなあ。そら8人ぐらい、監督が代わったけど。まあ、その中ではな、唯一、すごい栄光を勝ち取ったわけやから。そういう意味ではずっと、そういう存在であるのは間違いないわな」
――お会いされたときは、どんな言葉を?
「いやいや、そら普通にゴルフとかやっていたわけやから。11月までは、そら。(12月)5日に知り合いのお通夜があるから、『(自分が)先に行ってくるわ』、『(吉田さんは)俺はじゃあ次の日に行ってくるわ』という話やったんやけどな。その日に体調を壊したみたいやな。でもまあ、『ちょっと体調が悪いからお通夜はやめとくわ』ぐらいの、検査入院ぐらいの感覚やったみたいやで。12月中には退院すると思っていたからな。その時点では」
――キャンプの雰囲気を見て感じたことは?
「雰囲気っていうても、今日(6日)1日やから、別に。ずっと見てるだけやったし、まあまあこれからや」
――藤川監督とコミュニケーションを取る時間はあったか。
「話はしたけどな。そこまで深い話は。そんなんわからへんやん。今日来たばっかりやのに、そんなんおまえ、評価するあれがないやん」
――ブルペンを久しぶりに見て感じたことは?
「まあなあ、どうなんやろうなあ。今は監督の時みたいに、そんなに期待感がないからな。もっと冷静に見られるし。目立ったのは村上やな。村上は今年、多分、一番勝つと思うけど。それは普通の目で見てな。全然、ボールの質が違うやんか」
――いい頃の真っ直ぐに戻ってきてるのか?
「いい頃の真っ直ぐって、真っ直ぐを投げへんからや、去年。それだけやんか。大竹もそうやったけどな」
――村上も期するものがある。
「そら去年の成績を見たらな。(昨年の)キャンプからそんな(シーズンで苦しむ)感じを受け取ったよ。だから、相手のエース級と当たるとか宿命やから。それに勝てなかった自分の不甲斐なさが1番あるんじゃないか。去年、エース級と1番当たったの村上やんか。結局な。火曜日はそれだけキツいポジションやったけど、そこで出鼻をくじかれて、そういう感覚の一年になってもうたけど。そういう意味では、今年にかける思いは違うんちゃうか。どこで投げるかわからないけどな。仕上がり的には、どの曜日に投げてもいいように見えたけど。今日のブルペンで1番目立ったのは、村上のボールやったな」
――今年乗り越えるとすごいピッチャーになるか。
「まあ乗り越えるというか、そんなん相手のあることやからな。勝ち星の計算はできひんかもわからんけど、ある程度自分の納得がいくボールを投げれたら、そらある程度勝てると思うよ」
――才木とエース争いをして2本柱とされているが、村上が上になるか。
「そら村上の方が上やろな。平均的に見たらな。才木はやっぱ怖さがあるよな。去年の後半からあまり良くないよ。フォークボールが全然ダメやもんな」
――村上の魅力はまとまっているからか。
「コントロールの違いやな。それはやっぱり。だから、才木は後半に勝てんようになったからな。勝てんようになったのは、相手のピッチャーとの兼ね合いじゃなしに、自分の投球ができんようになったもんな。数字を見たらすぐわかるやんか。後半、9月以降はどれだけ三振取った? 普通に考えてもわかることや。な。相手バッターがフォークを振らんようになったもんな。どう考えてもストライクに見えてのボールやったら振るけど、完全にボール、ボールのなフォークになってしもうたもんな。そら、バッターも振らんよな」
――ブルペンを見ても?
「あんまりよくないわな」
――直球が走らないとフォークも生きない。
「ストレートが走るというかな。ゲームなると、そんなにファーボールは出さへんけどな。でもやっぱりブルペンからもうちょっと確率を高くストライクゾーンに投げてほしいよな。去年もほとんど上ずっているというか。開幕にちゃんと合わせてくれたらええピッチャーやけどな。そこまで、ちょっと程遠いような感じはするよな。後半、あんまり良くなかったからな、はっきり言うてな、才木はな。ちょっとその感覚あるよな、どこかで、シーズン最初の頃のいい時の感覚というかな、ストレートにしてもフォークにしてもな、そういう感覚を、もう1回思い出してつかめば大丈夫と思うけど。なんか不安そう。不安っていうか、自分の思うように投げられないみたいなのが続くと、ちょっと心配になってくるけどな」
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