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アイホケ女子圧勝発進! ミラノ五輪“切符1号”見えた 20歳伊藤&22歳輪島が2得点

スポニチアネックス / 2025年2月7日 5時1分

<日本・フランス>第1ピリオド、ゴールが決まり喜ぶ日本選手たち(撮影・武田 政樹)

 ◇アイスホッケー ミラノ・コルティナ五輪女子最終予選第1日 日本7ー1フランス(2025年2月6日 北海道苫小牧市・nepiaアイスアリーナ)

 アイスホッケーのミラノ・コルティナ五輪女子最終予選は6日に開幕し、4大会連続5回目の五輪出場を目指す世界ランキング7位の女子日本代表「スマイルジャパン」は7―1で同13位のフランスを下して白星発進した。FW伊藤麻琴(20=トヨタシグナス)とFW輪島夢叶(ゆめか、22=道路建設ペリグリン)が2得点ずつをマーク。若い2人が勝ち点3獲得に貢献した。今予選で1位となれば全競技を通じて日本勢で最初にミラノ・コルティナ五輪出場が決定する。

 緊張感ある初陣でスマイルジャパンが躍動した。第1ピリオドの開始早々に伊藤が先制点をマーク。続けて輪島が2ゴールを奪うと、第2ピリオドには伊藤が自身2点目を挙げた。五輪未経験の20歳と22歳がそろって2得点。日本に流れを呼び込み、伊藤は「自分はまだ若いけど、チームを勢いづけることができて本当に良かった」と笑みを浮かべた。

 初めて準々決勝進出を果たした22年北京五輪の代表23人からは、3大会連続で主将を務めた大沢ちほや“氷上のスナイパー”と呼ばれた点取り屋の久保英恵ら11人が抜けた。今大会のメンバーは平均年齢23・7歳。ただ、ユース年代から世界と戦ってきた選手も多く、飯塚祐司監督は「国際経験の豊富な選手はそろっている」と信頼を寄せてきた。

 伊藤と輪島は北京五輪の直前に代表選考から漏れ、悔しさをバネに戦ってきた。今大会には、昨年10月に右膝前十字じん帯断裂を負ったFW床秦留可(とこ・はるか、リンシェーピング)が不参加。大きな得点源を欠いた中、伊藤が「ハルさんのために頑張っている」と言えば、輪島も「若手もできるんだよ、というのを先輩たちにも見せられて良かった」と胸を張った。

 計7得点を奪い、昨年12月の国際大会で敗れたフランスに快勝。4大会連続出場に向けて白星発進した。中1日で8日にポーランド、9日に中国と対戦。日本勢の五輪出場権獲得第1号に向け、地元の声援を背に突っ走る。

 ▼スマイルジャパンの五輪出場条件 女子の出場枠は「10」。既に世界ランク1~6位の国、開催国イタリアが出場権を得ている。残る3枠を懸けて今予選が3グループに分かれて行われ、各1位が出場権を得る。ただ、国際アイスホッケー連盟がウクライナ侵攻に伴うロシア、ベラルーシの大会除外を25~26年シーズンも継続すると発表。世界ランク6位のロシアは暫定的に五輪出場権を得ているが、除外となれば、最終予選3グループの2位のうち最上位国、または世界ランク7位の日本が繰り上がる可能性がある。

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