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楽天・ドラ1宗山 シート打撃で初安打 遊撃守備では5併殺完成 攻守で見せた大器の片りん

スポニチアネックス / 2025年2月7日 5時31分

シート打撃で坂井(左)から安打を放つ宗山(撮影・木村 揚輔)

 楽天のドラフト1位・宗山塁内野手(21=明大)が6日、沖縄県金武町での春季キャンプで初の実戦形式としてシート打撃に参加して攻守で実力の片りんを示した。打撃では四球と右前打。2打席とも追い込まれてから粘り腰を発揮し、遊撃守備でもミスなく5併殺を完成させた。

 第2クール初日に組まれたシート打撃。宗山は2打席目に“初安打”を放った。高卒2年目の坂井の変化球を打ち返し、二塁を守る小深田のグラブの先を抜いた。

 「追い込まれて変化球だったんですけど、もう一つ(タイミングを)待てればベストだった。打った打席でも“もっといい内容に”というのは次に向けてやるべきこと」

 1打席目は松井に対して四球。フルカウントからファウル3球を重ねる粘り勝ちでも、直球を仕留めきれずに悔しそうな表情を見せた。「第1打席よりも1個早く準備する。まずは速い球に合わせていくことを2打席目はより意識していきました」。2打席目で修正力を発揮。1、2球目を積極的に振ってファウルし徐々に微調整して3球目で結果を残した。

 持ち味の遊撃守備では5併殺を決めた。全て走者を置いた設定で、二ゴロから送球を捕球して一塁転送したのが2度、遊ゴロをさばいたのが3度。弱い打球や体に近いバウンドの打球など、さまざまな打球に対応してミスは一度もなかった。「同じ打球は2回来ない。その時に一番速く正確にできるように、打球に対して入れるよう練習から試合を意識したい」。全体練習後にはキャンプ初の特守で精力的にボールを追った。

 キャンプ初の休日だった前日は先輩の太田らと宿舎周辺を散歩してハンバーガーを食べるなど「ゆっくり休みました」と心身ともリフレッシュ。三木谷浩史オーナーが来訪した日に初の実戦形式で改めて“20年に一人の遊撃手”としての片りんを示し、三木監督には「いいバッティングをしていた。柔軟性や対応力もありそう」と評価された。11日の日本ハムとの練習試合(金武)で先発遊撃での実戦デビューを予定。「いい準備をして、結果が良くても悪くても次につなげるという意識でやりたい」と見据えた。(花里 雄太)

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