オリックス・太田 侍1、2番候補に急浮上 井端監督が熱視線「選ばれたら、頑張りたい」

＜オリックス・宮崎キャンプ＞侍JAPANの井端監督が見守る中打撃練習する太田（撮影・岸　良祐）

　オリックス・太田が侍ジャパンの1、2番候補に急浮上した。6日に宮崎キャンプを視察した日本代表・井端監督から熱視線を受けた、二遊間の選手では貴重なパンチ力のある右打者。最終候補に入った3月5、6日のオランダとの強化試合から猛アピールする。

　「選ばれたら、頑張りたい。（井端監督が）右打者もそんなに数が多くない、と言われていたんで、そこで頑張ってほしいという感じでした」

　初招集前に直接、声をかけられ、表情を引き締めた。6年目の昨季は1～3番の上位を任され、規定打席未満ながら打率・288、6本塁打、40打点。井端監督は「昨年よりもさらにスイングが鋭くなっている印象。1年間しっかり追いたい」と強調し、「1、2番とか、オリックスで打っている。その辺で考えています」と具体的な構想も明かした。

　代表定着にはもちろん、シーズンでの活躍が前提。全試合出場を期す7年目へ「まずはチームでしっかり貢献すること。そこを大事にやりたい」と言葉に力を込めた。（山添　晴治）