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吉田弁護士 水原被告が司法取引をしても減刑にならず「ゼロ回答は厳しい判断」1時間40分の長さも異例

スポニチアネックス / 2025年2月7日 14時4分

多くの報道陣に囲まれながら法廷を後にする水原被告(AP)

 アメリカの法律に詳しい吉田大国際弁護士が7日、TBS「ひるおび」(月~金曜前10・25)に出演。ドジャース・大谷翔平選手(30)の銀行口座から約1659万ドル(約25億円)を盗み、賭博の胴元側に不正送金したとする銀行詐欺罪などに問われて米カリフォルニア州の連邦地裁から禁錮4年9月を言い渡された元通訳、水原一平被告(40)について言及した。

 吉田弁護士は今回の判決について「非常に厳しい判断だった」との見解を示した。その理由として「量刑ガイドラインというのがありました。その下限が4年9月。今回司法取引をして、なおかつ調査にも非常に多くの協力をしています。減刑になると見られてもいいケースだったと思いますが、ゼロ回答にしてきたのは非常に厳しいと思います。減刑になるのが一般的だったにもかかわらず、それを許さない。ゼロ回答というのは厳しい判断だったと思います」などと解説した。

 また、1時間40分の時間を要したことも「異例」と解説。「フリードマン弁護士が司法取引をしたにもかかわらず連邦側が攻撃を止めなかったと異例の声明を出した点。裁判官自身も“水原氏が書いた手紙は本当なのか”と内容を厳しく問いただしたことで時間が長めになったと思われます」と推察した。

 禁錮4年9月に加え、3年間の保護観察処分、賠償金として1800万ドル以上を支払うよう命じられた。賠償金には大谷への約1700万ドル、国税庁へ100万ドル以上の罰金が含まれる。

 水原被告は法廷で「大谷さんには、本当に申し訳ないことをしたと言いたい」と大谷やドジャースに謝罪。また、自身の経験を元にギャンブルで問題を抱える人を助けたいとも語り「自分のしたことを言い訳にしているわけではありません。自分の行動を正当化するつもりは一切ない。一人の人間として私を見ていただき、変化が起こりうると信じていただきたいのです」と述べた。そして「結果を受け入れる準備はできている」とした。

 スポーツ専門サイト「ジ・アスレチック」のサム・ブラム記者は、自身のXで裁判官は水原被告に対し、「裁判所を欺き、重要な事実を省略した」などと伝えたことを明かした。また、「水原被告の弁護士も検察側の弁護士も、水原被告は刑期終了後、国外退去処分になるだろうと述べている。水原は合法的永住権保持者だが、米国市民ではない」と伝えた。

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