三谷幸喜氏 「Nキャス」で天国の伊藤俊人さんに触れる 新作舞台に「声で出演しています」

三谷幸喜氏

　脚本家の三谷幸喜氏（63）が8日、キャスターを務めるTBSの情報番組「情報7daysニュースキャスター」（土曜後10・00）で、2002年に亡くなった俳優の伊藤俊人さん（享年40）に触れる場面があった。

　番組のラストで、主宰する劇団「東京サンシャインボーイズ」の復活公演「蒙古が襲来」があす9日から始まることに言及。「30年ぶりに劇団が、東京サンシャインボーイズが復活したので、それの記念ということで。今回だけなんですけど。全員が出演する」と紹介した。

　公演のポスターには出演する俳優・西村まさ彦、相島一之らの姿とともに現在の年齢も記されている。三谷氏は「全員現役で頑張ってるんですけど、1人だけ伊藤俊人くんが死んじゃったんですけど、声で出演しています」と話し、2002年5月24日にくも膜下出血のため他界した名脇役・伊藤さんも声で出演していることを伝えた。

　同劇団は1983年に結成し、94年に30年後の復活を宣言して活動休止。新作「蒙古が襲来」は鎌倉時代の元寇をモチーフにしたコメディータッチな時代劇で、東京・渋谷のPARCO劇場で9日に初日を迎える。