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広島がまず1冠!!現行形式で最後の王者に 昨季J1王者の神戸を2―0で破る

スポニチアネックス / 2025年2月9日 6時2分

<神戸・広島>富士フイルム・スーパー杯を制し喜ぶ広島イレブン(撮影・西海健太郎)

 ◇富士フイルム・スーパー杯 広島2―0神戸(2025年2月8日 国立競技場)

 シーズン到来を告げる今季初の公式戦で昨季リーグ2位の広島がJ1王者の神戸を2―0で破り9年ぶり5度目の優勝を果たした。現行ではラストとなる大会で、過去最多の5万3343人を収容した中、U―20日本代表MF中島洋太朗(18)が巧みなゲームメークで試合を支配。DF荒木隼人(28)の得点などで昨季天皇杯も制した相手を圧倒した。

 25年シーズンの幕開けにふさわしいパフォーマンスだった。大会最多の観衆の度肝を抜いたのは、18歳の中島だ。春秋制ラストの大会で、新しい才能の台頭を予感させた。

 「ある程度、自分のプレーはできた。ただ、もっとできる部分もある。シュートを打って、最後はゴール前に顔を出せたら良いと思います」

 試合後は反省も口にしたが、ダブルボランチの一角でフル出場。ボールの置きどころや視野の広さで相手を翻弄(ほんろう)し、意表を突くパスで試合全体をコントロール。1―0後半25分には直接FKから荒木の追加点につながるCKを獲得した。スキッベ監督は「Jトップクラスの実力。レギュラーを獲れる実力がある」と絶賛。12日にACL2の試合を控えており、U―20日本代表合流による翌日の離脱を残念がった。

 17歳の23年にクラブ史上最年少でプロ契約。昨季J1デビューし、ACL2イースタン戦ではプロ初得点を決めた。早くも海外から注目を浴びる逸材だが「スタメンで出る以上、今までのような思われ方(若手)をされていてはダメ。中心として勝利に貢献していく。去年はJ1で得点もアシストもゼロだったので、できるだけ多く絡みたい」。表情にあどけなさを残すものの、主力としての自覚をにじませた。

 この日はFWジャーメインやMF田中聡ら新戦力も躍動。昨季はリーグ戦もルヴァン杯もあと一歩で逃したが、10年ぶりのリーグVへ最高のスタートを切った。 (飯間 健)

 ≪神戸の武藤「危機感持たないと」≫

 神戸は昨季リーグMVPの武藤が不発に終わった。中2日で1次リーグ突破が懸かるACLE上海海港戦(11日・ノエスタ)を控え、この日はベンチスタート。後半19分から途中出場したが不発に終わった。チームも零敗。試合後は険しい表情で「誰が出てもヴィッセルらしさを見せつけないと上位に行くのも難しい。危機感を持たないといけない」と吐き出した。

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