昨季ド軍の世界一に貢献して引退したキーアマイヤー氏 古巣ブルージェイズの特別アシスタントに就任

ドジャース時代のキーアマイヤー（撮影・西尾　大助）

　昨季途中にブルージェイズからドジャースにトレード移籍し、ドジャースのワールドシリーズ制覇に貢献したケビン・キーアマイヤー氏（34）がブルージェイズのスペシャルアシスタントに就任すると大リーグ公式サイトが8日（日本時間9日）に報じた。

　同サイトによると、キーアマイヤー氏は現役時代から引退後は同職に就くことを希望。「いつも仲間と、スペシャルアシスタントになることを冗談で話していたんだ。“お前ら、俺がいなくなるのは寂しいだろうけど、いつかスペシャルアシスタントになって、お前らの周りにいるぞ”ってね。それが実現したのは面白い。本当に興奮してる。一生に一度の夢の仕事だよ。待ちきれない」と明かした。

　現役時代は4度のゴールドグラブ賞、最優秀守備選手に贈られるプラチナグラブ賞も1度獲得した守備の名手。来週からフロリダ州ダンイーデンで始まる春季キャンプで外野手の指導を行う予定だという。

　後進の指導に向け「組織の上下を問わず、自分の力を貸させてくれ。俺が何ができるか見せてくれ。この子たちにアウトフィールドのささやき手をやらせてくれ」などと意欲を見せているという。