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東北大の2投手が明大に短期留学中 佐藤「雪で練習できない。ありがたい」越智「すべての面で吸収したい」

スポニチアネックス / 2025年2月9日 11時1分

明大・西嶋コーチ(左)の指導を受ける佐藤(中)と越智両投手

 今月5日から明大の練習に交じって、東北大の佐藤昴(4年=仙台一)と越智晴紀(3年=県船橋)両投手が汗を流している。明大の鈴木文雄コーチが関係者と知り合いで実現した“短期留学”。レベルアップを目指して一週間通っている。

 「今年は雪で練習ができない状態です。チームにはコーチもいないし、室内(練習場)もない。こうやって明治で練習させてもらってありがたいです」。エースの佐藤はそう言って、充実した練習をこなしている。佐藤は昨年に続き2度目だが、越智は初参加。「まず施設がすごいなと。ここではフォームからフィジカル、すべての面で吸収していきたい」と目を輝かす。

 昨秋は2人とも仙台六大学で2勝3敗。チームは4位に終わった。「99年に3位になって以来、25年間Bクラス。今年こそAクラスが目標。仙台大や東北福祉大に何とか勝ちたいんです」と佐藤は力を込める。大学から投手に転向した越智は「先発して後半に力が落ちるので、スタミナと制球を磨いていきたい」とブルペンでは西嶋一記投手コーチに指導を受け、大きくうなずいていた。

 投球練習で今秋のドラフト候補・小島大河捕手(4年=東海大相模)に受けてもらった佐藤は、「腕の振りとスライダーが早く変化するから打者からは見やすいんじゃないか」とアドバイスも受けた。西嶋コーチは「2人ともいいですよ。スピードはもっと出るはず」と、何でも吸収しようとする姿勢に指導にも熱が入っている。

 3月20日には明大とのオープン戦も組まれており、「教えてもらったことを実戦で出したいです」と2人は意気込んでいる。

※学年は新学年

 <仙台六大学野球>優勝回数76回を誇る東北福祉大、18回の東北学院大、11回の仙台大、4回の東北工業大、優勝のない東北大、宮城教育大の6校で形成。昨秋は仙台大が優勝を飾った。

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