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平野早矢香さん 「そらみわ」ペアは準優勝でもあっぱれ「お預け」 台頭する20歳の新星にも期待

スポニチアネックス / 2025年2月9日 11時33分

平野早矢香さん

 卓球の2012年ロンドン五輪女子団体銀メダルの平野早矢香さん(39)が9日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)に出演。シンガポール・スマッシュの混合ダブルス決勝で準優勝だった松島輝空(17)、張本美和(16=ともに木下グループ)組について語った。

 17歳の松島と16歳の張本美の10代の「そらみわ」ペアは、同大会決勝で林詩棟(リン・シトウ、19)、クアイ・マン(21)の中国選手組に1―3で敗れて準優勝。平野さんはこのペアの持ち味について「ダブルスの種目としては、左利きと右利きのペアリングが卓球界ではいいと言われているんですけど、左利きの松島選手は今年1月の全日本選手権の男子シングルスで優勝して勢いもあります。張本美和選手はパリ五輪でも活躍して安定感があるタイプ。思い切った攻めが特長の松島選手と試合をコントロールできる張本選手のペアリングは凄く相性がいいと思います」と解説した。

 MCを務めるフリーアナウンサーの膳場貴子が「今回の結果はあっぱれですか?」と質問すると、平野さんは「いや、あっぱれはお預けでもいいですか?」と期待するからこその厳しい判定。「相手のペアも中国でも若手のペアというところと、この2人に関してはオリンピックとか世界選手権で金を狙えるペアだと期待しているので、その時に呼んでいただいてあっぱれをあげたいなと思います」と理由を説明した。

 平野さんは注目している選手として大藤沙月(ミキハウス)の名前を挙げた。昨年の世界ランキング125位から現在は7位まで急浮上した期待の20歳。平野さんは大藤が台頭してきている理由として「もともと繊細なボールタッチ、ボールコントロールが非常にいい選手。どちらかというと安定感のある選手だったんですけども、去年1年間で攻めのスタイルにモデルチェンジをして、世界のトップ選手相手にも振り切る、非常に攻撃的なスタイルになったことによって世界ランキングを100以上上げるというのはなかなかできないこと。モデルチェンジをしたことが大きな要因だと思います」と解説した。

 今後についても「昨年の1年間で非常に成長を遂げたんですけど、海外の選手も大藤選手の変化に対応してくると思うのでこの1年間が勝負かなと。この位置をキープできるかなというところ」と期待した。

 大藤の特長には「前陣でのバックハンドドライブ」を挙げた。

「割と台から近いところで打つバックハンドで、相手に打たれたボールをカウンターで返していく技なんですね。今の卓球界は非常にバックハンドがうまい選手が多いんですけど、振り切るボールと相手の打たれたボールを打ち返す。攻めと守りのバランスをうまく出せると今後も活躍できると思います」と話した。

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