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国際弁護士 水原一平被告の巨額の賠償金支払いを解説「大谷選手への支払いは特例がある」

スポニチアネックス / 2025年2月9日 15時27分

東京・赤坂のTBS社屋

 米カリフォルニア州の弁護士資格を持つ国際弁護士の吉田大氏が9日、TBS「アッコにおまかせ!」(日曜前11・45)に出演。ドジャース・大谷翔平投手(30)の元通訳、水原一平被告(40)が銀行詐欺罪などで米カリフォルニア州の連邦地裁から禁錮4年9月を言い渡されたことに関して今後について語った。

 水原被告は大谷の銀行口座から約1659万ドル(約25億円)を盗み、賭博の胴元側に不正送金したとする銀行詐欺罪などに問われていた。

 3年間の保護観察処分、大谷への賠償金として1697万ドル(約25億8000万円)、内国歳入庁(IRS)に対して115万ドル(約1億7500万円)の税金の支払いが言い渡された。

 巨額の賠償金の完済は可能なのかとの質問に、吉田弁護士は「納税義務は消えないが、大谷選手への支払いは特例がある」と回答。

 「今回ですね、巨額の賠償をしなければいけないとなっていますけれども、通常ですね、ここに利息がかかります。なので20億(円)以上ですので、今アメリカの公定歩合5パーセントと考えると、1億円以上毎年金利だけでかかるところなんですけれども。これは裁判所が特例的に判決の中でですね、状況を確認して、払うことが困難ということでこれを免除しています」と説明した。

 それでも「が、少なくても月収の10パーセント以上、もしくは約3万円以上毎月支払いをしなさいというふうになっています」と続けた。

 

 和田アキ子が「月収の何パーセントって彼は働くことはできるんですか」と質問すると、吉田弁護士は「収監された後でも仕事というのは限定的ではあります。そしてさらには噂されているような本の出版ですとか、インタビューみたいなことをすることで、収入を得るという方法はあります」と回答した。

 実際の支払方法については資産の差し押さえ、労働賃金、印税などがあるし、「やはり巨額な被害ですけれども、何とかこれを被害者に戻すというのが裁判の結果ですので、例えば車を持っていたりすると、それは当然没収されます」と吉田弁護士。

 「今回一つ争点になっているのは、高い野球カードを買っていたと。そういった物は既に没収されていますので、何かしら収入があった場合には、これは基本的にはそれを没収して税金をまず払う、そして被害者にも弁済しなさいという仕組みになっています」と続けた。

 また高額でインタビューを受ける可能性もあるとし、「やはりこれだけの注目される事件ですので、日本のみならず世界中が注目していると。ということは外国のメディアであれば、インタビュー1本でもひょっとしたら何千万みたいなオファーがあるといったようなことがあるかもしれません」と話した。

 「近年のMLB史上でも最大のスキャンダルですので、相当の注目が集まっています」と言い、「その返済金額も最低3万円ほど毎月払えと。26億円なので、計算すると大体7000年ほどかかりますので」とも話した。

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