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国際弁護士 水原一平被告の判決は「厳しい異例の判決」理由は「弁護側が極めて軽い量刑を…」

スポニチアネックス / 2025年2月9日 15時51分

東京・赤坂のTBS社屋

 米カリフォルニア州の弁護士資格を持つ吉田大国際弁護士が9日、TBS「アッコにおまかせ!」(日曜前11・45)に出演。ドジャース・大谷翔平投手(30)の元通訳、水原一平被告(40)が銀行詐欺罪などで米カリフォルニア州の連邦地裁から禁錮4年9月を言い渡されたことに言及した。

 水原被告は大谷の銀行口座から約1659万ドル(約25億円)を盗み、賭博の胴元側に不正送金したとする銀行詐欺罪などに問われていた。

 3年間の保護観察処分、大谷への賠償金として1697万ドル(約25億8000万円)、内国歳入庁(IRS)に対して115万ドル(約1億7500万円)の税金の支払いが言い渡された。

 これについて吉田弁護士は「司法取引での減軽がない、厳しい判決だった」とし、「今回裁判をしないということで、当局側に全面的に協力する、お手をわずらわせませんよということをやっているわけです。通常であれば減軽が認められるケースですが、ここに関してはゼロ回答。非常にこの点に関しては厳しい異例の判決でした」と明言した。

 和田アキ子が「裁判しないって、裁判費用の問題ですかね」と質問すると、吉田弁護士は「裁判費用は当然時間がかかりますので、弁護士費用も膨大にかかってしまうと。さらには手続き的にも大変で、証拠一つ出すのにもこれちゃんとしてるのかという訴訟手続き上やんなきゃいけない。さらに最後に陪審員がいますので、陪審員がどっちに出るか分からないという不安定さもあるということで、それをそれぐらいだったら早く罪を認めなさいと、その代わり一定の減軽をしてあげますよというのがこの制度です」と説明した。

 厳しい判決となった理由については「弁護側が極めて軽い量刑を望んだことが裁判官の心証を悪くした」と吉田弁護士。「今回ですね、長期にわたってギャンブル依存症に苦しんでいました。よってそれまでは全く罪を犯さないで、善良な市民だったんですが、この病気のせいでなりましたというのが弁護側の議論の中心でした」としたものの、「ところがそれに対して検察側は何十のカジノを調べ上げて、そんなに長期に渡って賭け事をしてた記録なんてないと。事実ベースで真っ向からこれに反論したと」と解説。

 「依存症と言うけれども、そんな証拠はない。さらにはお金もいろいろ困っていたと言っていましたが、そんなことはないと。大谷選手はポルシェもあげていた、さらに言えば家賃も払ってたじゃないかということで貯金もあったということで、水原氏側の議論を全て一つ一つ事実ベースで真っ向から叩きつぶしました」と続けた。

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