【UFC312】デュ・プレシがストリックランドの鼻をへし折る 再戦制しミドル級王座V2に成功
スポニチアネックス / 2025年2月9日 16時29分
◇UFC 312(2025年2月9日 オーストリア・シドニー クドスバンクアリーナ)
メインのミドル級(83.91kg)タイトルマッチは、王者のドリカス・デュ・プレシ(31=南アフリカ)が3―0の判定で ショーン・ストリックランド(33=米国)を退け、2度目の防衛に成功した。
前王者のストリックランドを2―1の判定で破った昨年1月20日の「UFC297」から約1年1カ月。立場が逆転して迎えた再戦で、デュ・プレシは攻め続けた。じわじわと前に出てくる挑戦者に対し、1Rから左ハイキック、右ストレートを当てた。2、3Rでも手数で勝った。
試合が大きく動いたのは4R。1分すぎ、強烈な右ストレートを顔面にヒットさせた。ストリックランドは鼻が曲がり、おびただしい出血となった。5Rも疲れが見えながら攻撃の手を緩めず、反撃を許さなかった。判定は2人がフルマークの50―45で1人が49―46。微妙な判定だった前回の対戦とは打って変わって、完璧な勝利を収めた。
「ストリックランドはタフだった。KOするのは無理。その代わり、圧勝するような5Rの試合にした」。KOは逃したが、デュ・プレシは完璧な試合運びを自賛した。群雄割拠のミドル級で再びベルトを守り「このような判定の試合ばかりするつもりはない。自分はパウンドフォーパウンドのトップ3に入っていると思うNo.1を狙っていく」と長期政権を誓った。
一方のストリックランドは「鼻が折れた時はヤバいと思ったが、お前らのために鼻を戻した」と観衆に向けて憎まれ口を叩きつつ「デュ・プレシは強かった。今回はやられた」と王者を称賛した。大会をライブ配信したU-NEXTで解説を務めた総合格闘家でリバーサルジム立川ALPHA代表の金原正徳(42)も「結果、5Rで強かった」とデュ・プレシを評価した。
女子ストロー級(52.16kg)タイトルマッチは、打撃で勝る王者のジャン・ウェイリー(35=中国)が2R以降はグラウンドでもタティアナ・スアレス(34=米国)を圧倒し、3―0の判定で3度目防衛を果たした。
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