【アイスホッケー】スマイルジャパン、22歳・輪島夢叶が3戦5発に「うれしいでーす！」今予選最多ゴール

＜アイスホッケー女子五輪最終予選　日本・中国＞第1ピリオド、先制ゴールを決めた輪島　（撮影・西川祐介）

　◇ミラノ・コルティナ五輪最終予選グループG最終日　日本4―1中国（2025年2月9日　nepiaアイスアリーナ）

　既に26年ミラノ・コルティナ五輪の出場権を獲得している世界ランキング7位の女子日本代表「スマイルジャパン」は、第3戦で同12位の中国を4―1で下し、今予選を3戦全勝で終えた。

　第1ピリオドの3分26秒、FW輪島夢叶（ゆめか、22＝道路建設ペリグリン）が先制点をマーク。ここまで2戦4発を挙げていた22歳が今大会5得点目を挙げ、再び日本に勢いをもたらした。

　試合後の場内インタビューで3戦5発について問われると「うれしいでーす！」と笑顔。得点力向上に取り組んできた成果が実り「率直にうれしいのと個人的にも自信になった。これをミラノにつなげたい」と続けた。

　輪島は北京五輪前も代表合宿に招集されていたが、右手首の脱臼で手術を余儀なくされて選考から漏れた。悔しさを糧に成長を遂げ、今予選で五輪切符獲得の立役者となった。