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石破首相 日米首脳会談前に極秘勉強会「30時間以上やった」 トランプ大統領対策の“肝”明かす

スポニチアネックス / 2025年2月9日 19時17分

トランプ米大統領の写真集を見せる石破首相

 石破茂首相(67)が9日、日本テレビ系「真相報道バンキシャ!」(日曜後6・00)に生出演し、トランプ米大統領との日米首脳会談を前に行った勉強会について語った。

 石破首相は7日午前(日本時間8日未明)、米ワシントンでトランプ大統領と初会談。関税や日本製鉄によるUSスチール買収問題、安全保障などが話し合われ、共同声明を発表した。

 番組によると、個性の強いトランプ氏への対策として、石破首相は外交、安全保障、経済、貿易など各部門の対当者10~20人とともに連日、勉強会を開催。担当者がテーマごとに入れ替わり、日米間の状況や想定問答などをレクチャーするといったことが、会談直前まで行われたという。石破首相が入念に質問したのは、日本が米国内で生み出した金や雇用についてだった。

 MCの桝太一氏は、「VTR中に石破総理から、“勉強会は30時間くらいやったんじゃないかな?”という言葉が出ました」と打ち明けた。

 勉強会についてまとめたVTRに、石破氏は笑顔で見入っていた。「何ですか?今のVTRは。まるで見たかのような」。勉強会の時期は「去年の12月、もっと前からかな?やっていました。少しでも時間がある時にやると」と明かし、「外務省、経済産業省、防衛省、農林水産省、そういったところの官僚が入れ替わり、立ち替わり」と振り返った。

 首相動静にも載らない、極秘の勉強会だった。「よく総理の日程に、お休みの日に“来客なく公邸で過ごす”なんて書いてあるけど、そこも勉強会をやってたり」と明かした。

 日本の命運がかかった会談だっただけに、周到な用意をして臨んだ。「会った時に、出たとこ勝負で行くのと、“こいつよく準備してきたな”で行くのとでは、全然違う。話していると、分かるから。“準備しないで来たな”というのと、“こいつ、ここまで準備してきたか”というのとでは、それはこっちが聞く時もそうですもんね。外国でいろんな方もいらっしゃるけど、“よく準備してきたね”という首脳もいらっしゃる。それは大事なことだと思う」と、自身の考えを口にした。

 石破首相が担当者から指摘されたのは、トランプ大統領の発言を否定しないことだったという。社会学者の古市憲寿氏からは、「やっぱりトランプにノーと言える関係にはなれなかった?」と突っ込まれると、首相は「ノーと言ったら話が全部、ぶち壊れるから。否定されることが大嫌いだということなので、否定はしない。ただ、“石破構文”風に、くだくだ…も言わない」と、自虐も込めて笑いを誘っていた。

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