ミキ昴生 食事中の焼肉店でボヤ騒ぎ 平謝りの店長からまさかの一言「今日のこと思い出すやん？」

「ミキ」の昴生

　お笑いコンビ「ミキ」昴生（38）が9日、ニッポン放送「明石家さんま　オールニッポンお願い！リクエスト～その出来事は突然に！～」（後6・00）に生出演し、自身が経験した驚きの出来事を語った。

　昨年、後輩芸人のライブに誘われて出演した後のことだという。「打ち上げもあれやし、ご飯食べに行こうって、後輩を誘って焼肉に行ったんです」。店に入ると、自分たち以外にもう1組の客がいたという。「そんなに混雑しなくて、機嫌よう焼肉食べてたら、バイトの子が1人いたんですけど、ちょっとだけ手際が良くない感じで、あたふたしてたんです」。気になりながらも、焼肉に舌鼓を打っていたという。

　すると、もう1組の客の席でちょっとしたハプニングが。「前のもう1組いるテーブルのところの鉄板が、ちょっとだけ火ぼぼーっと上がってたんで。そんなん、すぐ消えるじゃないですか。氷とか（網に置くと）」。ところが、その従業員はとんでもない行動に出たという。

　「絶対にやったらあかんのに、水をね、ばっとかけよった。僕、あ！って声を出したんですけど、かけよったんですよ。そしたら、火がばーっと上に上がって、通気口みたいなのにばーっとまとわり付いて。天井に行きそうな感じだったんですよ」。通気口周りに付いた油に引火し、火が天井近くまで上がったという。

　すると、ここで店長が登場。「店長がばーっと来て、それを見て。“皆さん、ちょっとだけ外に出て下さい”って、外に出て、消化器でばーっと座敷中に。“荷物も持って行って下さい”って。火災報知機とかも鳴るし、“危ない！危ない！”って急いで出て」。そのうち警察も出動し、消火活動、現場検証と、それまでの団らんがうそのような光景になったという。

　しばらくすると、店長が謝罪に来たという。「“こんなことになって、もうお会計はいいので、今日はお帰り下さい”って言われて」。支払おうとする昴生に、店長は「本当にいいので。ご迷惑をかけてすみません」と平謝りだったことを明かした。

　ところが、ここで店長から思いがけない一言が。「ボヤ騒ぎで、ばーっとなってるレジの奥から帰ってきはって、“ミキの昴生さんですよね？店内にサイン飾りたいんで、サインいいですか？”って」。パーソナリティーの明石家さんまは大笑い。昴生は「絶対、今じゃないやん？書くけど、俺のサイン見て、今日のボヤのこと思い出すやん？日付けも書くで？嫌やわ、俺のサインで思い出されるの。壁中、真っ黒やし、どこに飾るん？これ」と、ツッコミを連発していた。