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ドラ1候補健大高崎の石垣 メジャー球団視察に「自分の中では…」 桐朋の森井はNPB経ずマイナー契約

スポニチアネックス / 2025年2月9日 20時39分

紅白戦で151キロを連発。この日はメジャー球団のスカウトスカウトが視察した(撮影・柳内 遼平)

 今秋ドラフト1位候補に挙がる健大高崎(群馬)の最速158キロ右腕・石垣元気(2年)が9日、千葉県館山市内での合宿で紅白戦で好投した。先発して3回を無安打無失点。味方の失策以外で走者を許さず、3三振を奪う圧巻の投球だった。

 この日最速となる151キロを2度計測した直球にカットボール、スプリットを織り交ぜる投球術が光った。石垣も「久々の実戦で気合が入った。結構、いいボールが投げられました。カーブでカウントが取れなかった分、ストレートでカウント、三振が取れたので良かったかなと思います」と明るい表情で振り返っていた。

 8日に始まった館山合宿で初の紅白戦。ネット裏にはスカウトが1人。それも国内球団ではなく、メジャー球団のスカウトがスピードガンを片手に熱視線を送った。今年の高校生では圧倒的な出力を備え、完成度も日々増している豪腕の投球を「驚きました。17歳でこれだけの出力があり、全部の球種で三振が奪える」と評した。

 近年は高校生の「目玉級選手」が海を渡っている。23年はドラフト1位候補だった花巻東(岩手)のスラッガー・佐々木麟太郎内野手がプロ志望届を提出することなく、スタンフォード大への進学を決めた。さらに昨秋のドラフト上位候補だった桐朋(東京)の森井翔太郎内野手はアスレチックスとマイナー契約を結んだ。契約金は150万ドル(約2億3700万円)だった。

 石垣が視察を受けるのは当然の流れ。では、実際に本人の「海外志向」はどの程度なのか、聞いてみた。

 「自分の中ではプロ野球の世界で活躍してから。プロを経て、いつかメジャーに挑戦したいなって思っています」

 まずは今春の選抜で連覇、個人としては甲子園で155キロをマーク。そしてドラフト前最後の夏へ。石垣は一歩ずつ着実に踏みしめた末、将来的にアメリカンドリームに挑戦するつもりだ。(柳内 遼平) 

 ◇石垣 元気(いしがき・げんき)2007年(平19)8月16日生まれ、北海道登別市出身の17歳。登別市立西小1年から柏木ジュニアーズで野球を始める。登別西陵中では洞爺湖リトルシニアに所属し、北海道選抜に選出。憧れの選手はオリックス・山下。好きな芸能人は佐藤二朗。1メートル80、76キロ。右投げ左打ち。

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