Gran☆Ciel櫻かのん 新年早々から大ピンチ！「生きた心地がしなかった…」【ソロインタビュー連載第4回】

【画像・写真1枚目】Gran☆Ciel櫻かのん 新年早々から大ピンチ！「生きた心地がしなかった…」【ソロインタビュー連載第4回】（撮影・麻乃愛可）

　女性7人組アイドルグループ「Gran☆Ciel」（グランシエル、通称しえる）が、「私たちは売れる！」という貪欲なテーマを今年の最大目標に掲げた。2018年の結成から7年を迎えるものの、メンバーチェンジを経て、現在の体制は在籍3年の上丘鈴華と小林夢叶以外の5人が加入1年未満というフレッシュな布陣。昨年末にリリースした新曲「We Can」で勢いをつけ、挑む勝負の2025年。全メンバーそれぞれのソロインタビューを通して、彼女たちの覚悟に迫る。第4回は、櫻かのんです。（「推し面」取材班）

――2024年は、年末の渋谷でのワンマンライブを満員にすることを目指して活動してきました。振り返ってみていかがでしたか？

櫻「ステージからたくさんの人の顔が見えて、本当に多くの方に来ていただけたことがすごく嬉しかったです。ただ、その一方で、もっとたくさんの方を呼べたらよかったなという悔しさも少し残りました」

――ライブでのパフォーマンスや歌については、どのように感じていますか？

櫻「昨年5月のワンマンライブから比べると、見違えるほど成長できたかなと感じています。プロデューサーさんからも『一番成長したね』と言っていただけて、昨春から7カ月で大きくパワーアップできたんだなと思います」

――ステージ終盤で披露された「We Can」には、非常に熱い声援が送られていました。この曲の推しポイントを改めて教えてください。

櫻かのん「元気で背中を押してくれる前向きな歌詞が魅力です。特に私が好きなのは、前奏です。爽やかさの中に切ないメロディーがあるのがとても好きなんです。そのメロディーから前向きな歌詞に繋がる流れがとても素敵です。そして、この曲はGran☆Cielとして初めてコールアンドレスポンスができる楽曲でもあり、ライブでお客さんと一体感を感じられるのが大きなポイントです。爽やかで前向き、さらに会場を盛り上げられる曲なので、これからも大切に歌っていきます」

――ライブで欠かせない1曲になりそうですね。

櫻かのん「本当に欠かせない1曲です」

――そのワンマンで新メンバーの佐藤優衣さんが加わりましたね。櫻さんにとって佐藤さんはどのような存在ですか？

櫻「最初は大人しい子なのかなという印象を持っていたんですけど、接していくうちに、『あれ？私と似た部分があるのかな…』と感じるようになりました。行動や考え方が自分と重なることが多くて、最近は親近感を覚えています。同じ属性の人間なのかなと感じることもあって、何だか面白いです」

――具体的にはどんなところが似ていると感じましたか？

櫻「例えば、私がやった行動を、その翌日に優衣ちゃんも同じようにしていたりして、『あれ!?同じ属性の人間かもしれない』と思うことがよくあります。言葉にするのは難しいですが、行動や雰囲気に似たところを感じています」

――新年が明けてからの印象的なエピソードはありますか？

櫻「実は新年早々やらかしてしまいまして…。実家に帰省していた時に、ユニバーサル・スタジオ・ジャパンへ行ったんですが、チケットを買っていよいよ入場しようとした時に気付いちゃったんです。『あれれ!?スマホがない!!!』と。妹と一緒だったのですが、めっちゃキレられて。『お前、何してんねん!!』と（笑）。

　駅や道ばたを目を凝らして必死に探し回って、ユニバの忘れ物カウンターに届け出にいきました。その時、閃いたんです。手元にAirPodsがあったので『近くにあるんだったらスマホと接続されるんじゃないか』って。そしたら、繋がったんです！さらにユニバの忘れ物カウンターの人から見つかったという吉報も届いて。

　たった10分くらいの出来事でしたが、その間は生きた心地がしなくて…。でも、ユニバのスタッフさんがとても親切で、赤いクッションの上にスマホを載せて持ってきてくれて感動しました。本当に新年早々のドラマでしたね」

――ありがとうございます。では2025年の目標を教えてください。

櫻「ずばり、Gran☆Ciel売れる！です。これを『We Can』していきます」

――その目標に向けて、6月1日の神田スクエアホールでの7thワンマンがありますね。

櫻「とても広い会場なので少し不安もありますが、この7人なら絶対満員にできると信じています。私自身はアイドル1年生だった昨年の課題をしっかり改善し、2年目の成長した姿をお見せしたいです。たくさんの方に来ていただけるように全力で頑張ります！」