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阪神・栄枝 名誉挽回のマルチ安打「うまく右中間に打てました」 第1クールでは藤川監督から苦言も

スポニチアネックス / 2025年2月10日 5時17分

<阪神 宜野座キャンプ・紅白戦>4回、適時三塁打を放つ栄枝(撮影・中辻 颯太)

 ◇紅白戦 紅組5―3白組(2025年2月9日 宜野座)

 名誉挽回のマルチ安打となった。紅組の「9番・捕手」で出場した阪神・栄枝が猛アピールに成功。今春初打席初安打を含む、2打数2安打をマークした。

 「1打席目もそこそこの打球が打てて、感覚も分かった。“こんな感じか”と分かったので2打席目もうまく右中間に打てました」

 3回先頭の第1打席。カウント1―1から椎葉の直球を中前へはじき返し、好感触をつかんだ。再び右腕と対戦した4回2死二塁。今度はフルカウントから、外角直球を鮮やかに右中間へ運ぶ。スライディングが必要ないほどの三塁打で、宜野座の虎党を沸かせた。

 課題克服への成果が出た。昨季から取り組んできたのは「追い込まれてからのアプローチ」。2打席目は2球で追い込まれながら、粘ってフルカウントまで持ち込んだ8球目を仕留めた。一定の手応えをつかんだが、納得するにはまだ早い。「これからもっとレベル上がってくる。スピードが速いピッチャー、変化球が切れるピッチャーに対して、どう対応していくかを見せていかないといけない」と気を引き締めた。

 第1クール最終日の4日。連係プレーでの声かけの内容、目配りのなさに藤川監督から「何を求めてそのプレーが行われているか、わからないように見えてしまう。頭脳の方ですね」と苦言を呈された。指揮官からの言葉を胸に、改善に着手。この日はマウンドに足しげく通うなど、投手との意思疎通を図った。

 大卒5年目の26歳は「守るだけじゃダメ。しっかり打って、走って」と鼻息は荒い。梅野、坂本に次ぐ第3捕手の立ち位置では満足しない。狙うのは正捕手の座だ。(石崎 祥平)

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