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ヤクルト奥川 筋肉増でライブBP最速150キロ 体重3キロ増で常時140キロ台後半 完全復活へ自信増

スポニチアネックス / 2025年2月10日 5時32分

打撃投手を務める奥川(撮影・尾崎 有希)

 圧巻の投球を披露した。ライブBP(実戦形式の打撃練習)に登板し、今キャンプで初めて打者と対戦したヤクルト・奥川は自信を持って腕を振った。オスナや長岡ら5人を相手に計22球。許した安打は2本のみで、順調さがにじみ出ていた。

 「一発目としては良かった。これぐらいかなと思っていたぐらいは投げられた」

 直球は球団のスピードガンで最速150キロを計測し、常時140キロ台後半だった。変化球の切れも抜群で、全球種で空振りを奪った。外角いっぱいで見逃しストライクとなったスライダーに体を大きくのけぞらせたオスナは「スライダーはキレキレで、フォークもよく落ちていた。直球も凄く球速が出ていて、全ての球が一級品だったよ」と舌を巻いた。

 オフの取り組みの成果は顕著だ。体重は昨季終了時の86キロから89キロに。筋肉量だけで2キロ以上増やし、肩周りや腕周りなど上半身の盛り上がりは目を引く。可動域と柔軟性を損なわない範囲で鍛え、よりボールに力が伝わるようになり「(成果が)形になって見えると、やって良かったなと思う」とうなずいた。

 右肘や左足首、腰などの故障に苦しみ、23年は1軍登板なし。昨年は7試合で3勝と復活への足掛かりはつかんだ。昨年は2月13日にライブBPに登板して最速は146キロ。同18日の中日との練習試合では149キロだった。昨季はシーズン中でも最速151キロだったが、既に肉薄。「去年より(調整の段階は)早いと思いますね」。次のシート打撃登板に向け「まだ力みがあったり、ちょっとしたズレを感じる」と視線を先に向けた。今年の奥川はちょっと違う。(重光 晋太郎)

 ▼ヤクルト高津監督 奥川は想像していた以上に良かった。ここまでとても順調にきている。もっと高い要求をしても現時点ではできると思う。

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