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【カーリング男子】SC軽井沢クが制覇 最終E「1ミリ」の差で決着

スポニチアネックス / 2025年2月10日 4時38分

優勝し歓喜するSC軽井沢クラブの(左から)小泉、山本、山口、柳沢(撮影・小海途 良幹)

 ◇カーリング日本選手権最終日男子決勝 SC軽井沢ク7―5ロコ・ソラーレ(2025年2月9日 神奈川・横浜BUNTAI)

 決勝が行われ、男子はSC軽井沢クが7―5でロコ・ソラーレを下して2年ぶりの優勝を飾った。26年ミラノ・コルティナ五輪の国別出場枠を争う3月の世界選手権(カナダ)出場が決定。また9月に北海道稚内市で開催される五輪代表候補決定戦ではコンサドーレと激突する。

 最後はメジャー計測の末に「1ミリはあると思う。でも多分ちょっとの差だと思う」(スキップ山口)というミリ勝負を制すと、フォース柳沢はその場で泣き崩れ、山口やリード小泉は喜びを爆発させた。SC軽井沢クが天国か地獄かの大一番で劇的勝利。4人で唯一、五輪を経験している山口は「ファイアしました!言葉にするなら“信じられない”」と感情を爆発させた。

 前半5エンド(E)を終えて3―4。追いかける展開だったが第7Eに2点を取って追い付くと、いずれも不利な先攻だった第9、10Eに1点ずつ重ねた。最後まで手に汗握る展開に山口は「全員を褒めたい」と称えた。

 シーズン中に下した大きな決断が実を結んだ。昨秋のカナダ遠征中、スキップを柳沢から山口に変更。負担から解放された柳沢はショットの精度が増し、この日もフォースとして重要な局面でドローを決めた。決戦は9月。不惑の山口は7カ月先に向けて「成長できるチャンス」と貪欲だった。

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