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5年契約の最終年となったカブス・ホイヤー編成本部長 「不確実性があると不安が生じるのは当然」と本音

スポニチアネックス / 2025年2月10日 8時47分

カブスに加入したカイル・タッカー(AP)

 カブスのジェド・ホイヤー編成本部長(51)は5年契約の最終年だが、まだ一度もチームをプレーオフに導いていない。2025年シーズンはチームにとっても、彼自身のキャリアにとっても、極めて重要な年になると自覚している。スポーツ専門局「ESPN」電子版のカブス担当ジェシー・ロジャース記者が9日、報じた。

 ホイヤー編成本部長は、レッドソックスとカブスでチームを3度世界一に導いたセオ・エプスタインの下で腹心として長く働いてきた。しかしながら彼自身がトップに就いた時はパドレスでの2シーズン(10、11年)も含め、一度もポストシーズンに出られていない。契約最終年、当然プレッシャーはあるだろう。「これまでと違う感覚があるか?」と尋ねられると、「少しはあるね。私はここ(カブス)に14年いて、これまでのキャリアを振り返っても大きな不確実性を感じたことはあまりなかった。だからこそ、不確実性があると多少の不安が生じるのは当然。それを否定するのはうそになる」と答えた。

 ホイヤーは、16年のワールドシリーズ制覇を支えた主力メンバーがピークを過ぎた後の再建を21年から任された。チームは過去数年間、大型FA選手の獲得を避け、ドラフトを軸とした補強。その上で、ダンズビー・スワンソン、鈴木誠也といった限られた選手をFAで獲得してきた。そして今オフには、これまでにない積極性を見せ、アストロズからカイル・タッカー外野手を獲得するために3選手を放出するトレードを成立させた。ここ数年見られなかった「勝利への本気度」がにじむ動きだ。

 「我々は競争できるチームになった。毎年少しずつ強くなっているし、今は本当に良いチームになるチャンスがある。与えられた予算の中で、最大限に戦力を高めている」。もしチームが今季プレーオフ進出を果たせば、ホイヤーの続投は確実となる。逆に、期待を下回るシーズンとなれば、彼の去就に影響が出る。「今、この組織のすべての流れは上向いている。だからこそ、リスクよりもチャンスの方が多いと考えている。このチームをここまで作り上げたことを、とても誇りに思っている」。今年こそ勝利の美酒を味わえるのか?

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