松山英樹「徐々にいい方向に来ている」70で通算9アンダー25位終戦 フェニックス・オープン

2番でアプローチショットを放つ松山英樹（AP）

　◇米男子ゴルフツアー　フェニックス・オープン最終日（2025年2月9日　アリゾナ州　TPCスコッツデール＝7261ヤード、パー71）

　19位から出た松山英樹（32＝LEXUS）は3バーディー、2ボギーの70で回り、通算9アンダーで25位だった。

　1番は第2打がグリーンを外れたが、アプローチでピン側に寄せワンでしのぎ、2番で6メートルのパットを決めてバーディーを先行させた。その後はパーを並べて前半で一つ伸ばして折り返した。

　不運に見舞われたのは11番。ティーショットはフェアウエーに落ちたが、傾斜で左の池に転がり込んで初ボギーにつながった。

　パー5の15番では第2打をグリーン手前に運んで伸ばし、距離の短い17番パー4では1オン成功。6・5メートルのイーグルパットはカップに届かなかったが、タップインバーディーを奪った。

　しかし最終18番でティーショットを右ラフに入れて第2打はグリーンを捉えきれず、アプローチを失敗してボギーで終えた。

　中継局のインタビューでは「悪くはないけど、なかなかスコアにつなげられない。パットが一筋ラインが違ったり、そういうところで流れが来なかった。ショットは先週から曲がっていたけど、徐々にいい方向に来ていると思う。それが嫌なホール、立ちにくいホール、風向きとかよって、嫌なところでうまく打てないので、来週は克服できればいい」と話した。

　次戦は2連覇がかかるジェネシス招待（13日開幕、カリフォルニア州）に出場する。