ロッテ 新外国人オースティン・ボス獲得 昨季68試合全リリーフも先発構想「優勝のピースになれるよう」

マリナーズのオースティン・ボス（AP）

　ロッテは10日、前マリナーズのオースティン・ボス投手（32）の入団が決まったことを発表した。背番号は後日、発表する。

　同投手はワシントン大から13年のドラフト5巡目（全体166位）でナショナルズに入団。18年にメジャーデビューし、22年途中にオリオールズに移籍し、昨季はマリナーズでプレー。昨季は自己最多の68試合に登板。2勝5敗、防御率3.69の数字を残した。メジャー通算では207試合の登板で17勝19敗、防御率4.70。

　ボスは球団を通じ「2025年シーズン、先発としてのオファーをしてくれた千葉ロッテマリーンズに入団することを決めました。マリーンズという若い、力のあるチームで、1年間ローテーションを守り、優勝のピースになれるように全力で頑張ります！」とコメント。

　昨季は68試合すべてでリリーフ登板だった右腕に対し、吉井理人監督は「2022年にメジャーで17試合、先発をしている投手で本人も先発希望ということでローテーション投手として考えています」と明言。「ストレートが強くコントロールもよく、必要な場面で三振をとれる非常にタフな投手だと思います。1年間を通してローテーションで投げてくれることを期待しています」と期待を寄せた。