町田GK谷晃生、今季も「リーグ最少失点と最多クリーンシート」誓う 昨季3位の悔しさ胸にタイトル獲得だ

＜2025Jリーグ開幕イベント＞今シーズンの注目ポイントを「最少失点」と掲げた町田・谷（撮影・松永　柊斗）

　明治安田J1リーグは14日にG大阪―C大阪（パナソニックスタジアム吹田）による大阪ダービーで開幕する。10日には都内で開幕前恒例のPRイベントを開催し、J1全20クラブから代表選手やマスコットが出席。昨季J1初参戦ながら3位と躍進したFC町田ゼルビアからはGK谷晃生（24）が参加し、タイトルへの思いを語った。

　谷はともに2年連続の「リーグ最少失点と最多クリーンシート」を誓った。チームは昨季リーグ最少34失点、同最多18試合零封で3位。J1初参戦で躍進した一方、優勝への思いがより強くなり「タイトルが明確な目標に切り替わった」と言う。

　16日の開幕節は昨季リーグ戦で2戦2敗を喫した広島をホームに迎える。「受けていてはのまれるだけ。自分たちから試合を動かす気持ちで入りたい」とイメージを描く。沖縄キャンプから調整も順調で「開幕に向けていい準備ができている」と語った。

　来年にはW杯北中米大会があり、日本代表でも正GKの座を狙う。「（先発を）決めるのは監督。競争に加わっていければ。（リーグ戦で）より失点を減らし、昨季以上のパフォーマンスを残せるように日々積み重ねる。結果で証明していくしかない」。静かに闘志を燃やしながら決意を語った。