牛島和彦氏 ワル伝説は浪商時代だけじゃない！中日でも掟破り「星野さんより後ろ走って…」

1986年12月26日、ロッテへトレードした牛島を名古屋駅新幹線のホームまで見送りに来た中日・星野仙一監督

　元横浜（現DeNA）監督の牛島和彦氏（63）が、高橋慶彦氏（67）のYouTube「よしひこチャンネル」に出演。ワル伝説は浪商時代だけでなく中日でもとんでもない伝説を残していた。

　なんと牛島氏の中日入団当時をよく知る元中日投手コーチの早川実氏（75）が特別ゲストで登場。中日では絶対ありえない入団1年目のとんでもない行動を暴露した。

　牛島氏が入団した1980年は星野仙一氏がまだ現役。プロ12年目の大ベテランだった。

　高卒1年目の初キャンプで、牛島氏は投手陣のランニングに参加した。

　早川氏は「若いヤツって前の方走って行くけど、星野さんより後ろ走ってるのコイツぐらいだよ」と牛島氏を指さした。

　もの凄い度胸だが、当然のように「お前、来い！」と怒鳴りつけられたという。

　牛島氏は覚えてなかったが、初日から「足つりました」と言って「荷物まとめて大阪帰れ！」と怒られたのは覚えていた。

　早川氏は「そのまま成功しなかったらアホなやつおった、で終わるけど、（牛島氏は）ちゃんと自分を見てるというのが後からの評価だった」と振り返った。

　そんな牛島氏に目をかけてきた早川氏だが、番組では牛島氏の“背番号選択”によって引退に追い込まれた今では信じられないエピソードも明かした。