MLB最強の打線はドジャースでなくソト加入のメッツ？ 「全てがそろっている」と自信のアルバレス

本拠・シティ・フィールドで記念撮影するメッツ・ソト（AP）

　メッツのフランシスコ・アルバレス捕手（23）が、大幅な補強を行ったオフを経て自チームがMLB最高の攻撃力を誇ると自信を見せている。「素晴らしいラインナップになると思う」と、アルバレスは10日（日本時間11日）にキャンプ地に合流した際に地元メディアに語ったと、専門サイト「ザ・スコア」が伝えた。

　「我々は野球界で最高のラインナップを持っている。パワーがあり、ヒットを打てる選手がいて、ホームランを量産できる打者もいる。本当に何でもそろっている。どんなチームとも戦える」。

　メッツは今オフ、フリーエージェントのフアン・ソトを歴史的な15年総額7億6500万ドル（契約時レートで約約1147億円）の契約で獲得し、ピート・アロンソとも再契約。さらにジェシー・ウィンカーを呼び戻し、ホセ・シリをトレードで獲得した。ナ・リーグMVP投票で2位だったフランシスコ・リンドア、急成長を果たしたマーク・ビエントス、ベテランのブランドン・ニモらとともに強力な打線を形成する。

　予想スタメンは1番リンドア、2番ソト、3番アロンソ、4番ニモ、5番ビエントス、6番ウィンカー、7番アルバレス、8番ジェフ・マクニール、9番シリだ。

　スイッチヒッターが一人、左打者、右打者がそれぞれ4人とバランスも良い。

　メッツは昨シーズン、本塁打数でリーグ6位、出塁率で8位、長打率で10位を記録していた。しかし、今季はソトの加入により、これらの数値が大きく向上する可能性がある。

　ソトは昨季自己最多の41本塁打を放ち、OPS.989をマークしている。データサイト「ファンフラフス」の予測によると、メッツは今季、20本塁打以上を記録する選手が5人、さらに30本以上を放つ選手が3人誕生すると見込まれている。