オリ・舜平大 “復帰登板”ラオウのバット粉砕!! ライブBPわずか10球も「段階としては順調」

＜オリックス　宮崎キャンプ＞ライブBPで登板した山下（撮影・岸　良祐）　　

　◇紅白戦　白組3―０紅組（2025年2月11日　SOKKEN）

　オリックス・山下が今春初の実戦形式練習となるライブBPに登板も、アクシデントに見舞われた。1人目の打者・杉本に5球目を投げ終えた後、捕手の石川やトレーナー、投手コーチがマウンドへ。登板前のブルペンで右手中指の爪が割れたことによる出血の影響を考慮され、予定の30球に満たない10球で投球を終えた。

　「ここまで状態としても良かったので楽しみにしていたんですけど…またすぐ投げる機会はあると思うので、準備したい」

　それでも昨年10月末に第三腰椎分離症を再発後の“復帰登板”では、杉本のバットを折るなど抜群の球威を誇示。「意外と早く実戦も迎えられた。段階としては順調です」と振り返った。岸田監督が「そんな大したことないみたい」と話したように、右手中指も軽症のもよう。復活ロードは順調だ。　（阪井　日向）