中日・井上監督「エースの風貌が増してきた」DeNA開幕投手の東を警戒

＜中・D＞8回、選手交代を告げる中日・井上監督（撮影・島崎　忠彦）

　◇練習試合　中日0―4DeNA（2025年2月11日　北谷）

　中日・井上監督がDeNAの開幕投手を務める東に警戒心を高めた。「エースの風貌が増してきたなと。戦う身としては簡単な投手ではないと意識している」。3月28日開幕戦で対戦する左腕には、一昨年4月30日から7連勝を許しており、黒星を付けたのは先発登板に限れば18年6月23日が最後。チームもDeNAには昨季9勝15敗1分けで、4年連続負け越し中。苦手意識払しょくへ、エース攻略は重要事項となる。

　この日は、そのDeNAとの練習試合で新生・井上竜の初陣。初回から7イニング連続で得点圏に走者を進めながら零敗発進となった。指揮官は「点を取ることが課題のチームで、そこがはっきり出たが、セーフティーバントや足を絡めないとダメだと意識しているのも見えた」と課題と収穫を口にした。