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ロキテクノ富山・清水 3年ぶり都市対抗出場へ長打力アップ誓う 中軸として「北信越予選で優勝します」

スポニチアネックス / 2025年2月12日 12時3分

より一層の躍進を期すロキテクノ富山・清水

 3年ぶりの都市対抗出場に向けて、ロキテクノ富山・清水颯大内野手(24)が黙々とバットを振り込んでいる。愛知工大を経て、今季が入社3年目。阪神などで投手として活躍した藤田太陽監督の構想でも3、4番が期待される右打ちのスラッガーは、言葉に力を込めた。

 「自分が入社させていただいてから、まだ都市対抗に出場できていない。今年こそ北信越予選で優勝することを目標にしています」

 広角に打ち分ける打力には定評があるが、シーズン開幕へ向けて注力しているのが長打力のアップだ。23年5月のJABAベーブルース杯では東邦ガスの好投手・辻本宙夢から左越えソロ。だが、昨季は主要公式戦でアーチをかけることができなかった。

 「JABA大会では各大会で1本ずつ、北信越予選では2本は打ちたいです」

 本塁打量産のための取り組みは、徹底した下半身の強化だ。ウエートトレーニングに加え、ジャンプやダッシュなどを通じて瞬発力を高める日々。スイングの際は、昨季までバッテリーコーチだった細川亨氏(現ソフトバンク2軍バッテリーコーチ)から教わった「特に右足の内転筋をうまく使う」ことを意識して汗を流している。

 そんな清水にとって、貴重な経験となったのが伏木海陸運送の補強選手として出場した昨夏の都市対抗だった。三菱重工Eastとの初戦に「2番・三塁」としてフル出場。社会人を代表する左腕・本間大暉の前に4打数無安打に終わったが、今も大切にしている学びを得た。

 「全国レベルの方と対戦させていただき、回転数の凄さとかを感じ取ることができた。そういう投手に対してバットを少し短く持つとかの対策ができなかったのは、自分の弱さ。東京ドームの景色も体験できましたし、今度は自分のチームであの舞台に立ちたいという思いが強いです」

 打力で注目を集めているが、三塁だけでなく二塁の守備も安定感は抜群だ。愛知工大では2番を任されていたこともあり、走塁センスや小技も得意。伊東大輔ヘッドコーチは「野球脳が高い」と称える。攻守で活躍して、チームを東京ドームへ導いた先にあるのが、目標に掲げているプロ入り。北海道栄で同級生だったオリックスの右腕・才木海翔は、今でも連絡を取り合う仲だ。「才木からは刺激を受けています。自分もドラフトで指名していただけるように」。勝負の年と位置づけ、全力を尽くす。

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