KAT-TUN解散 “ノースキャンダル”上田に同情の声 中丸は活動再開もテレビ復帰未だなし

KAT-TUNの（左から）上田竜也、亀梨和也、中丸雄一

　「STARTO　ENTERTAINMENT」は12日、3月いっぱいで「KAT-TUN」を解散すると発表した。亀梨和也は3月31日の契約満了をもって退所、上田竜也、中丸雄一は事務所に残る。SNSでは上田と中丸の今度に注目する声が上がっている。

　公式サイトは「2024年4月にKAT-TUNは当社と契約し活動を続けて参りましたが、およそ1年にわたりメンバーと協議を重ねた結果、2025年4月1日からの2年目の契約にあたりましては、KAT-TUNの看板を下ろし、それぞれの道を選ぶ形の方が今後のメンバーにとってより良いと会社として判断致しました」とした。　

　KAT-TUNは2001年に結成。当時の事務所の中で異色の「ヤンチャ」な世界観が人気を集め、一躍トップアイドルに。06年にCDデビュー前のアーティストとして史上初めての東京ドーム公演を開催した。06年3月にシングル「Real　Face」でCDデビュー。09年には東京ドーム8日間連続公演を成功させた。

　ところが、メンバーが相次いで脱退。10年に赤西仁、13年に田中聖、16年に田口淳之介がグループを抜けた。グループの形が変わることを余儀なくされながら、3人で活動を続けてきた。

　昨年にはさらなる試練が訪れた。昨年1月に日本テレビ「シューイチ」で3年間共演した元日本テレビアナウンサーの笹崎里菜と結婚した中丸がわずか7カ月後の8月に「週刊文春」に「橋本環奈似女子大生と“アパホテル密会”休業へ」と題する密会スキャンダルを報じられた。

　中丸は謹慎を発表。謹慎に伴い、レギュラー出演していた日本テレビ「シューイチ」、テレビ朝日系「朝だ！生です旅サラダ」、テレビ朝日「家事ヤロウ！！！」、フジテレビ「何するカトゥーン？」、MBSラジオ「増田貴久・中丸雄一のますまるらじお」などへの出演を見合わせた。今年1月3日に活動再開を発表したが、レギュラー番組への復帰はかなっていない。

　SNSでは上田に同情する声が多く上がった。上田は“コワモテ”のルックスとは裏腹に大きなスキャンダルなくグループ活動を続けてきた。昨年には舞台で共演した佐々木蔵之介が「真面目に人の言うこと聞く。もうちょっと“聞かん坊”なのかなと思ったら“はい、はい”全部聞くし、その通りやる」と上田の真面目な一面を明かしていた。上田は身体能力を生かして、12年から23年までTBS「炎の体育会TV」に出演。昨年に約14年ぶりのソロコンサートを開催するなどの活動をしている。