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KAT-TUN解散 初公演に応募55万人、デビュー前ドーム…華々しい24年の歴史まとめ

スポニチアネックス / 2025年2月12日 22時31分

KAT-TUNの(左から)上田竜也、亀梨和也、中丸雄一

 「STARTO ENTERTAINMENT」は12日、3月31日をもって「KAT-TUN」を解散し、亀梨和也(38)が退所すると公式サイトで発表した。

 同社はこの日、「2024年4月にKAT-TUNは当社と契約し活動を続けて参りましたが、およそ1年にわたりメンバーと協議を重ねた結果、2025年4月1日からの2年目の契約にあたりましては、KAT-TUNの看板を下ろし、それぞれの道を選ぶ形の方が今後のメンバーにとってより良いと会社として判断致しました」と、いきさつを説明した。

 2001年の結成から24年、06年のデビューから19年というタイミングでの解散。グループの華々しい歴史をまとめた。

 2001年に亀梨、赤西仁、田口淳之介、田中聖、上田竜也、中丸雄一の6人で結成。6人での初舞台は同年4月、NHK音楽番組「ポップジャム」で、堂本光一のバックダンサーだった。

 グループ名は、それぞれの名字の頭文字に、ファンを意味するハイフンを加えて「KAT-TUN」となった。

 02年8月には初のコンサートを東京国際フォーラム、大阪松竹座で開催。26公演のチケット応募は驚異の55万人で、コンサートタイトルにも「お客様は神サマーConcert 55万人愛のリクエストに応えて!!」と盛り込まれるほどの反響だった。

 デビュー前からメンバーがそれぞれ個人でも才能を発揮。05年には日本テレビ系ドラマ「ごくせん」に亀梨と赤西が出演し、ドラマの大ヒットとともに認知が広がった。亀梨は同年、「野ブタ。をプロデュース」にも出演。山下智久とのユニット「修二と彰」による主題歌「青春アミーゴ」は、ミリオンヒットを記録した。

 結成から5年の時を経て、06年3月22日にグループとしてデビューした。CD「Real Face」、アルバム「Best of KAT-TUN」、DVD「Real Face Film」という3メディア同時発売で、すべて首位を獲得した。3メディア合計の初週売り上げ枚数は168.5万枚と、驚異的な数字をたたき出した。

 またデビュー5日前には、東京ドームで単独公演も開催。デビュー前の東京ドーム公演を行った史上初のアーティストにもなった。

 旧ジャニーズの王道パターンの数々を崩したグループでもあった。デビュー当初のキャッチフレーズは「ブラック&ワイルド」。これまでのキラキラ王道路線とは異なり、ちょっとやんちゃな少年たちという雰囲気を醸し出した。

 一方で、個性と才能が際立ったグループだったせいか、次第に6人そろっての活動が少なくなっていった。赤西はデビュー年の10月に語学留学のため、芸能活動を一時休止。復帰後の10年に、海外での音楽活動などを理由にグループを脱退した。13年には田中、16年には田口がグループを去り、亀梨、上田、中丸の3人体制へと移った。グループ名の頭文字も、亀梨が「KA」、上田が「T-TU」と変更された。10周年を記念した16年の3大ドームツアーを最後に、グループは「充電期間」と称する活動休止に入り、3人はソロ活動に専念した。

 18年に活動を再開すると、東京ドーム公演や4年ぶりアルバム発売など活動を活発化させた。21年にはNHK紅白歌合戦に初出場し、「Real Face#2」を披露。ファンを喜ばせた。しかし、シングルは22年10月配信の「ゼロからイチへ」、アルバムも23年2月発売の「Fantasia」を最後に、リリースがストップしていた。

 亀梨は俳優業やスポーツキャスター、上田は身体能力の高さを生かした作品への出演、中丸は活動休止前はバラエティーにと、ソロの活動が多くなっていた。ファンクラブサイトでは、メンバー3人の連名で「紆余曲折のあったグループでしたが、ここまで活動を続けてこられたのは、紛れもなく皆さまのおかげです。心から感謝しています」と感謝を記した。

 グループ名は「cartoon(漫画)」ともかかっており、「漫画のように続きが読みたくなる魅力がある」といった意味も込められた。ファンをわくわくさせてきた物語の続きは、この解散でついに読めなくなる。

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