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野村謙二郎氏 広島監督時代に大型連敗…ヤジに苦悩して采配に迷い でも現在は「カープ女子が…」

スポニチアネックス / 2025年2月12日 22時45分

野村謙二郎氏(左)と西山秀二氏

 BS10の野球トークバラエティー「ダグアウト!!!」(月曜後10・00)が10日に放送され、元広島監督の野村謙二郎氏(58)と元広島捕手で巨人、中日でコーチを務めた西山秀二氏(57)がゲスト出演。野村氏が大型連敗時における指揮官の迷いと苦悩を語った。

 「監督・コーチの大変さ」というトークテーマの時だった。

 2010年から14年まで広島監督を務めた野村氏。一方で西山氏は2022年、23年と中日でバッテリーコーチを務めたが、その時の中日監督は球団初の3年連続最下位に終わって昨季限りで退任した立浪和義氏(55)で「見てて一番大変やな思うのは…。あんだけヤジられたらメンタルやられますよ、ホント」「僕は野村さんがやられてる時も見てるし、そのあと自分が(コーチを)やった時、今度は立浪監督がぼろかすヤジられてるの見てるし。絶対監督なんかやるもんじゃないなと思いましたもん、見てて」と振り返ったあとだ。

 野村氏は広島監督時代の大型連敗に触れる。本拠マツダでの試合。瞬時で局面が変わるベンチで一球一球作戦を考え、選手にサインを出そうとしたところ、ちょうどそのタイミングで「僕の心を読んだように」スタンドから「お~い、野村!お前の考えてるのの逆やれ!」というヤジが耳に入ってきたという。

 もちろん、無責任なヤジ。従う必要は全くない。ただ、大型連敗中だったこともあり、この一言を「言われた瞬間に、俺いま打たそうと思って…逆ってことは送れってことか。いや、バントって考えてたから打たせろってことか…」と頭の中はぐちゃぐちゃに。「自分の中でも混乱するわけですよ」と指揮官の苦悩を明かした。

 それでも「いやいやいやいや!!!そんなのまともに聞いちゃダメだよ!」ともう一人の“リトル野村”がその思いを慌てて払拭。「そんなことがありましたね…」と振り返った。

 そして、「今は凄いヤジは少なくなった」とマツダの変貌についても語った野村氏。

 「カープ女子が強いみたいで。そういうヤジをいうと女の子たちがおじさんに向かって“おじさん、空気悪くなるから黙ってくれる?”って。そう言うと、おじさん黙るらしい。“小学生とか子供たちも聞いてるんですよ”とかって。言えなくなっちゃうらしい」とカープ女子たちのおかげで新井カープを応援する球場内の治安が守られているというありがたい事実を明かしていた。

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