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ドジャース・佐々木朗希 開幕2戦目の先発指名に意欲「すごく特別なこと。いい準備が出来たら」

スポニチアネックス / 2025年2月13日 4時39分

<ドジャースキャンプ>ロバーツ監督が見つめる中、ブルペンで投球練習を行う佐々木(撮影・沢田 明徳)

 ドジャースの佐々木朗希投手(23)がバッテリー組のキャンプ初日となった12日(日本時間13日)、アリゾナ州グレンデールのキャンプ施設で移籍後、初めてメディアに対応した。

 ロバーツ監督から3月19日の日本開幕シリーズ第2戦カブス戦の先発に指名されたことを受け、佐々木は「なかなかメジャーでの開幕を日本で迎えれるっていう機会はそんなにないと思うので、それをルーキーのシーズンで迎えることもなかなかない。すごく特別な事だと思いますし、まずはそこに向けていい準備ができたらと思っています」と前向きに話した。

 指揮官はこの日のメディア対応で「(佐々木が)シーズン2試合目に登板するというのはかなり妥当な話」と明言。そのうえで「彼が春季トレーニングや準備がどう進むかは、かなり不確定で未知数。(調整が)うまくいかなければ(第2戦の先発は)それは無理です」と、あくまでも調整次第であることにも付け加えた。

 これには佐々木は今キャンプでの調整について「あんまり張り切りすぎず、ただ時間はそんなにないと思うので、毎日毎日、自分の中でやりたいことを…。ブルペンでも確認しなきゃいけないことが細かいところでもあると思うので、まずは実戦形式でちゃんと投げれるぐらいまでは持っていきたいなと思っています」と話した。

 さらには「ボクの足りない部分とか、メジャーで活躍していくうえで必要なことがまだ分からない。なので、今は自分のできること、自分の力を発揮できるように準備して、自分の中で自分のスタイルをちゃんと確立させて、それで戦ってどう感じるかが大事なのかなと思います」と実戦経験を重ねながらアジャストしていきたい考えを示した。

 チームからは契約の段階で「球速についてと、それに対してどうアプローチしていくか」について話し合いの場が持たれたという。そのうえで当面の課題として「真っ直ぐとフォークが去年は良くなかったので、今年はそれをまずは大事にしてやっていきたい。その中で徐々にスライダーを投げていけば、より幅が拡がると思うし、抑えられる手段になるのかなと思う」と、速球とフォークをブラッシュアップしていく考えを明かした。

 佐々木はこの日、初めてブルペンに入って投球練習を披露。バーンズ捕手を相手に直球の他、スプリット、カットボールを織り交ぜて35球を投げ込んだ。最初の10球はすべて直球だったが、11球目にスプリットを初披露すると、受けたバーンズ捕手はそのキレに驚き思わず「Oh my god!」と声をあげた。投球練習終了後には、ロバーツ監督、マーク・プライアー投手コーチと話し合う様子も見られた。

 練習後、クラブハウスに戻る際にはファンからの“ローキコール”が降り注ぐ中、初サインのファンサービスも2、3人のファンに行った。初めての経験だらけの初日となったが「思ってたよりもボクの中で緊張していた」と正直な心境を吐露。初めてお披露目した背番号「11」のユニホーム姿についても「似合ってるかどうかは分からないですけど、ちょっと心配だったので1回(鏡で)見てみました」と言って笑った。

 メジャーで通用する投手像に向け、佐々木が課題&目標だらけのキャンプをスタートさせた。

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