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巨人・田中将大 22日~24日にGデビューも 2度目ブルペンで充実の44球「縦振り」フォームに手応え

スポニチアネックス / 2025年2月13日 5時31分

ブルペンでスライダーを投げ込む田中将(撮影・光山 貴大)

 充実の44球で、移籍後初登板を視界に捉えた。巨人・田中将がキャンプ2度目のブルペン入り。スライダーやカットボールなど横回転の変化球も解禁し「あれだけの強度で投げたのは今年初。その中でフォームの取り組んでるところの手応えも感じました」と笑った。

 初めて屋外ブルペンに立ち、強く腕を振った。久保巡回投手コーチと取り組んできた体が縦回転に近い「縦振り」のフォームで投球。横振りになりやすいため封印してきた横変化の変化球など全5球種を投じた。クイックでも投じるなど、より実戦を意識した右腕は「(縦振りが)変化球にもいい効果があると感じられた」とうなずいた。

 手応えは数値にも表れた。ボールを上から叩けるようになっており、久保コーチは「投射角が160数センチだったが180センチ台で推移していた」と明かす。メジャーから楽天に復帰した21年以降、昨季までの過去4年の実戦初登板はいずれも2月20日過ぎ。フォーム変更に取り組む今季も同時期での登板が見込まれ、杉内投手チーフコーチは「オープン戦の最初の3連戦のどこかで投げると思う」と明言した。

 22日のDeNA戦はビジターの宜野湾だが、23日の広島戦、24日のロッテ戦はともに拠点とする沖縄セルラー。いずれにしても注目の登板となることは間違いない。

 11日は20年に亡くなった楽天時代の恩師・野村克也氏の命日で「とにかく感謝の気持ちしかない。野村監督だけじゃないけど、やっぱりいい報告をしたい」と誓う。昨季0勝から巻き返しへ。日米通算197勝右腕は、着実に歩を進めている。(村井 樹)

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