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【大谷翔平と一問一答】朗希は「実力を出せれば相当なプラス」 圧巻フリー打撃も「まだ改善の余地がある」

スポニチアネックス / 2025年2月13日 7時19分

<ドジャースキャンプ>佐々木に笑顔で話しかける大谷(撮影・沢田 明徳)

 ドジャースは12日(日本時間13日)、アリゾナ州グレンデールで投手と捕手のバッテリー組がキャンプインを迎え、大谷翔平選手(30)が3月18、19日に東京ドームで行われる開幕戦に向けてスタートを切った。2年ぶりに投手復帰する今季に向け、投打でメニューをこなし、屋外フリー打撃では18スイング中、6連発を含む10本の柵越えをマーク。ロッテから今季加入した佐々木朗希投手(23)のキャッチボールを見守る場面もあった。以下、一問一答全文。

 ――投球に関して23年9月に手術した右肘、昨秋のワールドシリーズで脱臼して手術した左肩のリハビリの状態。

 「いいと思います。今日は寒かった(最低気温10度)ですけど、ある程度、出力…強いボールを投げられたのでそこは満足しています」

 ――新加入の佐々木がブルペンで投げた。

 「楽しんでいるんじゃないかと思う。練習に関してはアリゾナの慣れない気候だったり、乾燥していますし、なかなかうまく投げられなかったりするかもしれないけど、そこは本当に慣れだと思う。キャンプ自体を楽しめればいいんじゃないかと思っています」

 ――いつブルペンに入るか。

 「今週末に入ると思います。まだそんな強く投げるか分からないですけど、傾斜を使って投げると思います」

 ――変化球の状態は。

 「今日スイーパーを初めて投げましたけど、それ以外の球種は今までも投げていたので。ブルペンでどれくらい投げるかは真っすぐの出来次第かと思います」

 ――左肩の違和感は。

 「完全に違和感がないという状態ではないですけど、もう少しすればそれがまた良くなってきて、しばらくは違和感が残るんじゃないかと思いますけど、現状でもバットは結構振れているのでそこの戦いかなと思います」

 ――違和感の詳細。

 「一番は可動域の制限というか、そこはしょうがない。肘の時もそうでしたけど、肩は特に複雑な構造だと思うので、そこはもう少し時間をかける必要があるかなと思います」

 ――投打で出場の制限は。

 「そこはもうチーム次第というか。ローテーション…僕も(投手としての復帰は)開幕してちょっと経ってからだと思うので、その時点で他のピッチャーも含めて健康に回っているか読めるところではないので。それによって左右されるところもありますし、今まで通り出られる試合は出たいと思っていますけど、休養を取ってほしいというときはそれを受け入れて休むことに徹したいと思っています」

 ――バッティングはいい方向に向かっているか。

 「そうですね、バッティングに関しては当初の予定から開幕は目指しているので、スケジュール通りにきています。今日も外で打つのが決まっていて、スケジュール通りに来ているので今のところ順調じゃないかと思っています」

 ――佐々木はどれくらい活躍すると思うか。

 「うーん、どうなんですかね。もちろんケガをしないことが一番だと思いますし、その上で彼自身の実力を出せればもちろんチームにとって相当なプラスになる。昨季も言いましたけど、キャンプ、シーズンもこの環境を楽しんでくれれば必ず結果はついてくる。その実力はあると思います」

 ――昨季世界一になったこともあり大勢のメディアやファンが注目している。

 「勝って多くの人に祝福してもらっていい経験をさせてもらいましたし、ただ次のシーズンはもう始まっている。そこは切り替えて、今年あそこでまたもう一度勝てるように気を引き締めて頑張りたいと思います」

 ――大ケガをした時、自分が持っているものを変えなければいけない時にどう向き合っているか。

 「長い目を見て抜くところは抜いて、シーズンもそうですけどキャリアを通してそれももちろん大事だと思います。ただ、目の前のシーズンだったりとか、1試合に対して結果を求めにいくところのバランスが大事だと思っている。その上でついてくるケガはしょうがない部分もありますし、事故的に起きてしまうケガはもちろんしょうがない。もちろんいろんな方法で防げる部分はあるかもしれないですけど、そこは割り切っていくところは割り切っていかないと本来の自分の力は出しにくいかなと思っています」

 ――フリー打撃で確認したかったこと。昨季はつけていたサポーターを右肘にしていなかったが、オフは着けていないという認識でいいか。今後もつけずにいく予定か。

 「オフはまだサポーターはつけていないですね。実戦の中で差し込まれたり、泳いだりしたときに対するサポーターであるので。バッティング練習ではもちろん必要ないですし、外でのフリー(打撃)は(シーズン中は)基本的にやらないですけど、キャンプ中、何回かは入ると思うので、球場全体の見え方だったり打席の感覚という部分で入ると思います。基本的には中とやっていることは変わらないと思います」

 ――フリー打撃の手応え自体は。

 「いい角度で上がっている打球に対してはいいと思いますけど、振ってる軌道と上がってる打球の角度が合っているかどうかが一番大事だと思う。その点で言うとまだ少し改善する余地があるかなと思っています」

 ――キャンプ初日。このキャンプは二刀流としてどんなテーマを持って臨むか。

 「今年も一応リハビリから入って、ある程度実戦の打席数だったりとかライブBP(実戦形式の打撃練習)の回数だったりとかっていうのは限られるので。その1回をもちろん大事にしたいですし、万全の状態で入って最初から最後までいい量をこなせるわけではないので、1回1回の質が大事になってくると思います」

 ――キャッチボールはノーワインドアップで投げているが、投手復帰するときにやってみようという狙いがあるか。

 「練習の一環っていうのが一番強いです。実戦の中でどう投げるかはまだ決めてはいないですけど、感覚自体が良ければ変えることもあります。基本的にはランナーがいればもちろんセットポジションにはなるので、どちらも練習していく予定ではあります」

 ――ピッチクロック対策が頭にあるのか。

 「多少はもちろんありますけど、もちろんワインドアップの方が時間は余分に取れるっていうのはもちろんそうですけど。それよりも優先するのは自分の投げやすさであったりとか、動きやすさがもちろん大事なので、それが1球の質を高めていく1番の要因かなと思っています」

 ――前日合流したばかりの佐々木はどんな様子か。

 「元々、活発というかそういうタイプではないと思うので。おとなしめの性格だと思いますし、さっきも言いましたけどこの生活自体だったり、クラブハウスの雰囲気だったりっていうのを楽しんでくれれば必ずフィールド上でも気持ちが楽になるんじゃないかと思います。まずはみんなとのコミュニケーションが先だと思う。僕もそうでしたけど、新しいチームに来たときもそうですけど、新しいチーム、新しい人たちの中で楽しめるかどうかが大事だと思います」

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