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前田大然 バイエルンに惜敗も第2戦へ望みつなぐ一撃!“CL4得点”は日本人&セルティック史上初の快挙

スポニチアネックス / 2025年2月13日 7時29分

Bミュンヘン戦の後半、ゴールを決め喜ぶセルティック・前田(左)と旗手(ロイター)

 ◇欧州CL決勝トーナメント進出プレーオフ第1戦 セルティック 1ー2 Bミュンヘン(2025年2月12日 スコットランド・グラスゴー)

 セルティック(スコットランド)のFW前田大然(27)とMF旗手怜央(27)は12日、欧州CL(チャンピオンズリーグ)決勝トーナメント進出プレーオフ第1戦の本拠バイエルン・ミュンヘン(ドイツ)戦に先発出場。2点リードされた後半34分に前田が今季CL通算4点目となるゴール。試合は1ー2で敗れたものの第2戦へ望みをつなぐ一撃となった。また、長期離脱明けとなったバイエルン・ミュンヘンDF伊藤洋輝(25)は移籍後初のベンチ入り。2ー0とリードした後半33分から途中出場し、待望の公式戦&CLデビューを飾った。

 出場停止処分が軽減され第1戦出場が可能となった前田は旗手とともに2人そろって先発出場。ロジャーズ監督は試合前、スポーツ放送局「TNTスポーツ」のインタビューに応じ前田のスタメン起用について「かなり簡単な決断だった」とコメント。「我々は彼抜きで戦うことを計画していたが、彼が出場できることになったのは大きい。このレベルでは、フィジカルの強さとハードなランニング能力が重要で、彼はそれを備えている」と期待を寄せていた。

 試合はボールを支配されながら粘り強く戦っていたが前半アディショナルタイムに失点。フランス代表FWオリーズに豪快な左足ミドルシュートを浴び、0ー1で後半へと折り返した。前田は左サイドで守備に奔走し、シュートチャンスが訪れず。旗手もドイツ代表MFキミッヒの密着マークに苦しんだ。

 前半シュート0本に終わったチームは後半4分にも失点。コーナーキックからイングランド代表FWケーンに鮮やかな左足ダイレクトボレーを決められ、リードを広げられた。

 そして同6分、旗手がチーム1本目のシュートを記録。右サイドを抜け出したMFエンゲルスからのグラウンダーのクロスに右足でダイレクトシュート。しかしゴール前のMFキミッヒに防がれてしまった。

 同28分には前田にチャンス到来。猛烈なスピードで相手GKへのバックパスをカットすると、エリア内の角度のない場所から右足シュート。だが、ボールは枠を捉えられず左サイドへと流れてしまい得点とはならなかった。

 それでも同34分、右コーナーキックの流れから味方のシュートに鋭く反応。ゴール前で頭を合わせ反撃の狼煙(のろし)を上げると、本拠サポーターも大盛り上がり。これで前田は今季CL通算4得点目。日本人選手が1シーズンにCLで4得点以上したのは初。セルティックの選手としても史上初の快挙となった。

 試合は惜しくも1ー2で敗れたものの、前田がGKノイアーの牙城を崩す一撃を決め、18日の敵地での第2戦へ向け望みを繋いだ。さらに大会通算4得点で香川真司、南野拓実が持つCL日本人最多得点記録にも並んだ。

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